[ベガルタ関口 代表へのキセキ](下)関口はザックJAPANの申し子 日本代表合宿の練習でキレのあるドリブルを見せた関口(中央)。代表定着に向け、守備も磨いていく 日本代表に初選出されたベガルタ仙台のMF関口訓充(24)は5日、埼玉県内のグラウンドで合宿2日目の練習をこなした。公開された午前練習では、フィジカルトレーニングを実施。ベガルタでもトップクラスの体力を誇る元気印は楽々とフルメニューを消化した。目標の代表定着に向け、目指すのは、攻守両面でのアピール。自慢のスタミナを武器に、存在感を示していく。 余裕の表情だった。約50分間のフィジカルメニューをこなした関口は「疲れ? 全然ないです」。ニッコリと笑った。体力自慢は日の丸を背負っても変わらない。代表定着へ、何をすべきか―。最大の持ち味はドリブルだが、他の選手にない武器は何かとなれば、それは献身的な守備だ。 以前から代表入りが目標であると