高速バスツアー廃止で、戦略見直す長距離バス業界の苦悩〜値上げ検討、業界縮小懸念も Business Journal 7月31日(水)6時19分配信 東京-名古屋2000円〜、東京-大阪3000円〜、東京-仙台2000円〜。インターネットで長距離高速バスを検索すると、こうした情報がたくさん出てくる。これら格安高速バスは、8月1日から急激に減るかもしれない。 乗客を乗せて高速道路を走るバスは大きく分けて2種類、路線バスとツアーバスがある。格安の高速バスはほとんどが後者で、いわゆる観光バスなどの貸し切りバスと同じ種類だ。旅行代理店が企画して集客し、その実際の運行を貸し切りバス会社に委託する形になっている。8月1日以降は路線バスに1本化され、従来のツアーバスの形態では営業できなくなる。路線バスは主に大手バス会社が国の認可を受け、停留所を設けて、決まった路線を定期運行する形だ。 ツアーバスが廃止