ノースフォークコンポジットのブランク作りの特徴と言えばハイプレッシャー・ローリングがその一つ。業界平均が約60psiと言われているところノースフォークコンポジットではその4倍の250psiでマンドレル(芯金)にカーボンシートを巻きつけています(psiは"pound per square inch"の頭文字で「ポンド・パー・スクエア・インチ」と読み、意味は1インチ四方に何ポンドの圧力がかかっているのか、を表す主にアメリカで使われている単位)。 じゃあ釣り人的に高い圧力でカーボンシートをロールすると何がいいのか・・・というと、繊維の密度が増し、必要にして十分な樹脂だけが残され、余分な樹脂が取り除かれることによって、ブランクをより軽く、しなやかに、そして、強くすることが出来るという訳。その効果がとりわけ顕著に出やすいのがハイモジュラス・ファイバー、いわゆる高弾性素材を使った場合。 ゲイリーはまさ