2020年度の学習指導要領の改訂でも、育成すべき重要な能力として示された「非認知能力」。非認知能力とは、読み書きなど、テストで測れる能力ではなく、テストでは測定できない学びに向かう力をはじめ、思考力、判断力、コミュニケーション能力などの総合的な人間力を指す。グローバル化、多様化、AI化が進む21世紀を生き抜くために必須の能力ともいわれている。そんな非認知能力教育こそ格差があってはいけないのではないだろうか。そんな思いで、改革を進めている学校が多くある。話題の現場に、非認知能力育児のパイオニア、ボーク重子が行き、改革の現場を徹底リポート。第1回目は、当たり前と考えられていた通知表をやめた茅ヶ崎市立香川小学校へ。学校改革を進める國分一哉校長に話を伺った。