ブックマーク / gendai.media (43)

  • 「第3子以降に1000万円」は実現可能…!岸田より自治体が考える「超・少子化対策」のほうが「異次元」に思えるワケ(藤岡 雅) @moneygendai

    「第3子1000万円」から見えてくること 前編「「第3子以降に1000万円」で子どもは増えるか…政策通たちが動きはじめた「超・少子化対策」驚愕の中身」で紹介してきたように、東京・港区の斎木陽平区議は、「第3子以降に1000万円を支給する」という政策を港区で実現し、全国に広げることができないかと考えている。 また、財政学者で法政大学の小黒一正教授もまた、その政策は有効だと考える学者のひとりだ。 この2人に、いま異次元の少子化対策が紛糾している国会で、子育て対策のためにエビデンスを重視して財源の面からもエッジの効いた政策提案を行っている国民民主党の玉木雄一郎代表に加わってもらい、「第3子以降に1000万円を支給する」という政策が、どの程度、有効なのか、またどのくらい実現可能性があるのかについて議論してもらった。 政府の異次元の少子化対策は総花的で何がメリットなのかよく分からない。 まずは「第3

    「第3子以降に1000万円」は実現可能…!岸田より自治体が考える「超・少子化対策」のほうが「異次元」に思えるワケ(藤岡 雅) @moneygendai
  • 「第3子以降に1000万円」で子どもは増えるか…政策通たちが動きはじめた「超・少子化対策」驚愕の中身(藤岡 雅) @moneygendai

    東京・港区区議の困惑 日トップクラスの財政力のある港区では近年、再開発によるタワマン建設ラッシュでファミリー層が急増し、23区で二番目に子どもが多い自治体となっている。 ここで「第3子、第4子が生まれれば、その子たちに1000万円を支給をしたい」と考える政治家がいる。斎木陽平氏――32歳の最若手の港区区議だ。子どもが生まれないこの国で、財政に余裕のある港区から、第2子から第3子を生むきっかけを作ろうと奮闘している。 しかし、議会で区役所の担当者に「第3子以降に1000万円の支給が可能かどうか」と質問すると返ってきた答弁は、次のようなものだった。 「子どもを持てない理由は経済的な理由だけではない」 「総合的な理由によって要因が複雑に絡み合っている」 「だから、予定はしていない」 斎木区議はこの答弁に納得しない。 なぜなら、国立社会保障・人口問題研究所のデータには、理想の数の子どもを持たない

    「第3子以降に1000万円」で子どもは増えるか…政策通たちが動きはじめた「超・少子化対策」驚愕の中身(藤岡 雅) @moneygendai
  • 渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai

    「渋谷はもう若者の街じゃない」――。このところ、そんな声がやけに頻繁に聞こえてくる。実際、渋谷の街を歩いていても、若者の姿は、あまり目につかない。 筆者は、東京の様々な街のイメージを探るために、さまざまな人々にインタビューを重ねているのだが、今回は、そこから見えてきた渋谷という、(かつての?)「若者の街」の姿を解き明かしたい。果たして、渋谷は当に「オワコン」なのか。 「渋谷は、単なる便利な街」 結論を先に述べれば、「若者の街」という看板は、もはや渋谷には似合わないのかもしれない。アンケートを重ねる中で浮上したのは、「渋谷」は、今や単なる「便利な街」程度にしか認識されていないという事実だ。「是が非でも行きたい」「あの場所に行ってみたい」といった特別な思い入れを抱かせる魅力は、すっかり色あせてしまったようである。 このような事態に拍車をかけているのが、現在進行中の渋谷の大規模な再開発だ。数年

    渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai
  • 【独占】伊東純也がついに初告白…!「逆告訴」「民事訴訟」の理由と「代表離脱」の無念(西脇 亨輔) @gendai_biz

    告訴状に「客観的な証拠」はほぼなかった サッカー日本代表・伊東純也選手(30歳)が「準強制性交罪」などで刑事告訴されたと、週刊新潮が報じてから1ヵ月あまり。その後、伊東選手側が告訴した女性を「虚偽告訴罪」で逆告訴し、2億円の賠償を求める民事訴訟を起こすなど、事態は大きく動いている。 そんななか、今回初めて、一連の報道について伊東選手自身のコメントを弁護士を通じて聞くことができた。逆告訴、そして民事訴訟を起こした理由について、伊東選手はこう強調した。 「こんなことは、自分でもう最後にしたいんです」(以下、太文字は弁護士を通じた伊東選手のコメント) 今回伊東選手の肉声が明らかになるまでの間、この事件をめぐる様々な新情報が明らかになった。 その一つが、「性被害にあった」と主張している女性のものとされる音声データだ。そのなかで女性は、性被害にあったとも、目撃したとも、語っていなかった。また事件直前

    【独占】伊東純也がついに初告白…!「逆告訴」「民事訴訟」の理由と「代表離脱」の無念(西脇 亨輔) @gendai_biz
  • 「富士山が見えないからヒノキを枯れ死させよう」《隣人宅の木30本》に勝手に穴をあけて除草剤を注入、中国資本ホテルの「ヤバすぎる所業」(週刊現代) @gendai_biz

    「富士山が見えないからヒノキを枯れ死させよう」《隣人宅の木30》に勝手に穴をあけて除草剤を注入、中国ホテルの「ヤバすぎる所業」 ヒノキ30に除草剤注入 近年、富士山が見渡せる観光地では、中国によるホテルや旅館の買収が加速度的に進んでいるが、地域住民は様々なトラブルに巻き込まれ、行き場のない怒りを抱えている。 前編記事『「富士山が見えないから切った」…中国のホテルが隣人宅のヒノキ23を無断伐採した、「身勝手すぎる言い分」』では、終の棲家として河口湖に別荘を購入したはずだったが、隣人である中国のホテルに「富士山がよく見えないから」として敷地内に不法侵入され、勝手に木を伐採されてしまった井上さん(仮名)の証言を紹介した。 中国人オーナーによる非常識な行動はそれだけではない。井上さんが続ける。 「話し合いが平行線の中、2022年6月、地鎮祭を行ったときに葉っぱが枯れていること

    「富士山が見えないからヒノキを枯れ死させよう」《隣人宅の木30本》に勝手に穴をあけて除草剤を注入、中国資本ホテルの「ヤバすぎる所業」(週刊現代) @gendai_biz
  • 「富士山が見えないから切った」…中国資本のホテルが隣人宅のヒノキ23本を無断伐採した、「身勝手すぎる言い分」(週刊現代) @gendai_biz

    中国マネー進出によって相次ぐトラブル 枝をバッサリ刈り取られ、根元に注入された除草剤によって朽ち果てたヒノキは、バタンと大きな音を立て倒れた――。 富士五湖のひとつとして有名な河口湖は、富士山を一望できるとして人気のエリアだ。2023年の年末、この地に別荘を建設中の井上さん(仮名)は、目の前の光景を見ながらやり場のない怒りをどこにぶつければいいのか途方に暮れた。 近年、富士山が見渡せる観光地では、中国によるホテルや旅館の買収が加速度的に進んでいるが、地域住民は様々なトラブルに巻き込まれている。 トラブルの原因の多くは、中国人オーナーが日の常識を無視して大陸の感覚で物事を強引に進めることだ。前出の井上さんの悩みの種も中国人オーナーによる非常識な行動だった。井上さんはほとほと困り顔で経緯について説明する。

    「富士山が見えないから切った」…中国資本のホテルが隣人宅のヒノキ23本を無断伐採した、「身勝手すぎる言い分」(週刊現代) @gendai_biz
  • 松本人志「性加害」問題…吉本興業「元会長」で「ダウンタウン育ての親」の大﨑洋氏が「語ったこと」(週刊現代) @gendai_biz

    「ダウンタウン」育ての親を直撃 性的被害を受けたとする女性の証言が『週刊文春』に掲載されたことを受け、「ダウンタウン」の松人志が当面の間、活動休止することを決めた。 所属事務所の吉興業によれば、松から「まずはさまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい」という旨の申し入れがあったという。 渦中の松は自身のXで「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と投稿するなど強気だが、『週刊文春』側も「一連の報道には十分に自信をもっており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」との声明を発表。 さらに松と親交があるタレント仲間やコメンテーターらが私見を述べるなど、「性加害」をめぐる騒ぎは大きくなる一方だ。 こうした事態に対し、「ダウンタウン」を見出し、ともに歩み続けた「育ての親」は何を思うか。

    松本人志「性加害」問題…吉本興業「元会長」で「ダウンタウン育ての親」の大﨑洋氏が「語ったこと」(週刊現代) @gendai_biz
  • 「自分は弱者男性である」と自認する人たちが「若年女性支援」へバッシングすることのままならなさ(赤木 智弘)

    弱者男性が女性支援を推進するべき理由 昨年から、とある若年女性支援団体を対象にした執拗な批判が行われている。 特に強く批判されていた東京都の事業に関しては、東京都の監査が入った結果、言われていたような不正は発見されず、ごく一部を修正するだけで終わった。 この記事では深入りする気はないので概要に留めるが、一連の流れで僕が気になったのは、「自分は弱者男性である」ことを自認しているアカウントにも、若年女性支援団体を批判する人が多くいたことである。 僕自身も弱者男性側にいると自覚しているので、支援を受けている女性に対して不公平感を感じることはあるが、弱者男性たちが理性的に行動できず、お気持ちを優先して女性支援に対するバッシングに加担してしまった現状をとても残念に思っている。 僕は常々「弱者側にいる男性こそ、積極的に若年女性を含む弱い立場の人たちへの支援を推し進めることを要求しなければならない」と考

    「自分は弱者男性である」と自認する人たちが「若年女性支援」へバッシングすることのままならなさ(赤木 智弘)
  • 24歳トップグラドルがガンを告白 「必ず水着でまた会いに来ます」(週刊現代) @moneygendai

    耳の変調を「痛みのない中耳炎だ」と誤診され 加賀百万石バストの異名を持つ人気グラビアアイドル、藤乃あおい(24歳)が体調の異変を感じたのは昨年の10月頃だった。 「急に右耳が聞こえにくくなったんです。蓋をしているみたいに音が塞がった感じになって。そのうち治るだろうと思っていましたがずっと治らず、周りから『病院に行きな』と言われ耳鼻科に行きました。そこで『痛みのない中耳炎です』と診断されて、薬を処方して貰いました。でもきちんと内服していたのですが効かなくて。11月に入ってからは、口の開きづらさや痛み、下旬頃には頭から顎にかけてのひどい痛みに右の頬の痺れ、麻痺感も出てきて、11月最終日に近くの脳神経外科でCTを撮ってもらいました。ですがそこで『何もない』と言われ、口腔外科に回されたんです。そして次の日の口腔外科でも『何もない』と診断されました」。

    24歳トップグラドルがガンを告白 「必ず水着でまた会いに来ます」(週刊現代) @moneygendai
  • なぜ「ひろゆき」は時代の寵児となったのか?「かわいそうじゃない人」を見放した日本社会の末路(御田寺 圭) @gendai_biz

    なぜ「リベラル」はひろゆき氏に敗れたのか 現代ビジネスでも過去にいちど寄稿していた社会学者・伊藤昌亮氏が、岩波書店の雑誌『世界』2023年3月号に寄稿した「ひろゆき論」が大きな話題になった。SNSでも「これまで出された『ひろゆき論』でかつてない解像度の決定版だ!」と好評を呼び、ウェブ版も公開されたようだ。 同記事では、ネットの有名人であり実業家であった「ひろゆき」氏が、近年に入って「反リベラル派のオピニオン・リーダー」として支持と影響力を高めている理由や背景について、批判的に述べている。近頃の新聞のオピニオン欄などでよく見る形式的な「ひろゆき叩き」ではない。ひろゆき氏の人物像や思想的バックグラウンドやその方法論などについても多面的な軸で考察を試みようとしている点でも画期的である。一読の価値は十分にある。 「リベラル派」がなぜ「ひろゆき」に敗れるほど苦境に立たされているのかについての考察とし

    なぜ「ひろゆき」は時代の寵児となったのか?「かわいそうじゃない人」を見放した日本社会の末路(御田寺 圭) @gendai_biz
  • 35歳・大学教授が「マッチングアプリ」を使ってわかった、婚活市場の「残酷な現実」(高橋 勅徳) @moneygendai

    マッチングアプリにて知り合い結婚する男女が増えてきた昨今、出会いの数は以前よりも増えていると言えるのではないだろうか。しかしアプリ上で出会ったとしても、結婚までたどり着くのは容易ではない。 著者である高橋准教授の婚活の実体験と研究成果をベースに、ブログ形式でその学びを解説した、異色のビジネス書である新刊『大学教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について。』より、婚活市場の実態について抜粋して紹介しよう。 女性の市場と男性の事情 酷い二日酔いで目を覚ました。高校時代の友人で広告代理店に勤務している真田に勧められるままに、高価なウィスキーをグラスで何杯も空けた気がする。 こんなに飲んだのは、いつ以来なのか思い出せない。この週末は結局、アプリ婚活を開始して初めて、一切マッチングアプリを開かずに土日を過ごした。 二日酔いで痛む頭も、真田から聞いた内容

    35歳・大学教授が「マッチングアプリ」を使ってわかった、婚活市場の「残酷な現実」(高橋 勅徳) @moneygendai
  • 1億円のタワマンを買ったら「ロビーのソファの使い方」で住民同士のトラブルに…50代役員のため息(本多慎一) @gendai_biz

    都内のマンション住民3人による「マンショントラブル座談会」をお送りしている。【前編】「「足音がうるさい」、マンション「階下のクレーマー」のせいで5000万の部屋を手放した30代女性の悲劇」では、騒音トラブルなどの実例を紹介した。また、マンションの部屋の「時間貸し」がトラブルの原因になっていることにも触れたが、参加者の香さんも、「時間貸し」にまつわる経験を語り始めた。 貴史さん/50代会社役員の男性、都心部・築浅タワマン高層階(約1億円)、夫婦2人暮らし 孝太郎さん/40代会社員の男性、都心近郊・築古タワマン低層階(約7000万円)、家族4人暮らし 香さん/30代会社員の女性、都心郊外マンション(約5000万円)、夫と幼い息子の3人暮らし タワマンのゴキブリ問題 香さん 実は私もかなり前ですが、友達の誘いで女性は無料だという大人数のホームパーティーみたいな合コンに参加したら、その会場がタワマ

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  • 25歳で性暴力に遭い「おじさんになりたい」と思った私が15年後に得た気づき(佐野 亜裕美)

    記事では、国連の定義にもとづき、身体の統合性と性的自己決定を侵害するものを「性暴力」と表現しています。 先月、映画監督で俳優の榊英雄による俳優への性暴力被害の告発が「週刊文春」(2022年3月17日号)に報じられたのを契機に、いま、映像業界でさまざまな#MeTooの声が上がっている。『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』など数々の人気ドラマのプロデュースを手掛けてきた佐野亜裕美さんもその一人だ。 佐野さんは自身のツイッターに、2年ほど前にFacebookに友人限定で公開した投稿のスクリーンショットを上げた。そこに綴られていたのは、過去に仕事関係者から受けた性暴力を「なかったこと」にした自責の思い。 ツイートはまたたく間に拡散され、大きな反響を呼んだ。さまざまな反応を受けて、佐野さんには大きな学びがあったという。 佐野 亜裕美 プロフィール 1982年生まれ。東京大学卒業後、2006

    25歳で性暴力に遭い「おじさんになりたい」と思った私が15年後に得た気づき(佐野 亜裕美)
  • 原口あきまさがまさかの告発…「ものまね界の松本人志」として改革なるか(木村 隆志) @moneygendai

    出演番組や仲間への強烈な批判 ものまね芸人・原口あきまさの告白、いや「告発」と言ったほうがいいかもしれない。原口がYouTubeチャンネルで連続して放った言葉が、業界内のみならず、ネットニュースによって多くの人々に広がり、話題となっている。 その内容は、まさに、ものまね業界の闇。「出演していた番組への批判」であり、「ものまね芸人の仲間を批判した」とも、とられかねないものだった。すでに大物クラスとなった売れっ子の原口がなぜ今、このような過激な発言をしたのか。 その理由を掘り下げていくと、ネガティブな話だけではなく、「若きスター候補が次々に誕生していること」「SNSでものまねを発信する人が増えていること」などのさまざまな背景が浮かび上がってくる。「ものまね」というジャンルに今、何が起きているのか。業界の声を交えてつづっていく。 勝俣の「『ものまねの審査員の人たちは、ものまねするミュージシャンと

    原口あきまさがまさかの告発…「ものまね界の松本人志」として改革なるか(木村 隆志) @moneygendai
  • 【独自】「維新の会」選出の市議会議長のすさまじい暴言テープが流出!恫喝された橿原市長が刑事告発も(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    事前説明に赴いた市長に浴びせた言葉 「何で俺の発言だけ問題あんねん、お前、こらぁ!」 「ええ加減にせぇよ! お前、こらぁ! 都合のええことしやがって、われぇ」 昨年9月に録音されたデータには、すさまじい怒号が飛び交う音声が記録されている。 居酒屋での酔客同士の喧嘩ではない。場所は、奈良県橿原市議会の議長室である。なぜこのような場で、暴力団員のやりとりと見紛うばかりの怒鳴り声が響き渡ったのか。 怒声の主は、橿原市議会議長(当時)の原山大亮氏。日維新の会奈良県総支部で幹事長を務める市議である。一方、怒鳴りつけられていたのは、橿原市の亀田忠彦市長だ。 なぜ、こんな騒動になったのか。音声が録音されたのは、昨年9月15日の午前11時から開かれた会合でのこと。亀田市長と、市議会議長だった原山氏、副議長や特別委員会の委員長らが出席した。 実は奈良県では、2031年に国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)

    【独自】「維新の会」選出の市議会議長のすさまじい暴言テープが流出!恫喝された橿原市長が刑事告発も(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
  • 知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの(後藤 和智) @gendai_biz

    「呉座勇一事件」の衝撃 2021年2月、ベストセラー『応仁の乱』(中公新書、2016年)の著者・呉座勇一が、シェイクスピアを中心とする文学の研究者で、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房、2019年)などのフェミニズム批評でも知られる北村紗衣をはじめ、多数の女性や「フェミニスト」「リベラル派」と目される学者や知識人への誹謗中傷を、4000人以上のフォロワーを抱えているツイッターの非公開アカウントで大量に行っていたことが、フォロワーから北村への「告発」で発覚しました。 元々は北村が、『観応の擾乱』(中公新書、2017年)の著者である亀田俊和が、高名な歴史学者である網野善彦に対して「日が嫌いそう」「レフティ」などといった評価を行ったことに対して北村が「冷笑的」と批判したことで一悶着あったことに端を発する議論から、様々な経緯があって発覚したものですが、呉座のツイートには、女性研究者や

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  • 同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)

    同じ40代でも、「夫は外で働き、は家庭を守る」という“昭和な結婚観”を持つ男性がいる一方で、「家事育児は夫婦で協力してやるもの」という“令和な結婚観”を持つ男性もいる。両者を分かつものは何なのか、女性の生きづらさをさまざまな側面から描いてきた漫画家でライターの田房永子さんが考えた。 ※以下、田房さんによる寄稿。 根強く残る「昭和な結婚観」 Twitterを見ていると、毎日のように40代男性による結婚観のツイートが流れてくる。 婚活中の男性が「結婚したい」と熱く語るその理由が「掃除しなくていい、洗濯もしてくれる、帰ったらごはんがある、そんな生活を早く送りたい」だったり、「産後、育児に一切協力してくれなくてそれが未だに許せない」とから言われた男性が「家事育児に専念させてくれる夫、外で稼いでくる夫に対する敬意はないのか」と逆に嘆いていたり。それらのツイートにはたいてい、「まだこんなことを言う

    同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)
  • 大問題となった「命の選別」発言、大西つねき氏が本当に伝えたかったこと(伊藤 博敏) @gendai_biz

    「どこまで高齢者を長生きさせるために若者たちの時間を使うのか。真剣に議論する必要があると思います。こういう話、政治家は怖くて出来ないと思うんですよ。命の選別するのか、といわれるでしょ。命選別しないとダメだと思いますよ」 れいわ新選組の党員で、昨夏の参院選に立候補した大西つねき氏(56)が、7月3日、動画投稿サイトで発したこの発言が、「命の選別」を容認するとして問題となり、事態を重くみた山太郎代表が、16日、総会を開いた上で、大西氏を除籍した。 その間、7日の山代表と大西氏との話し合い、それを受けた大西氏の謝罪と撤回、及び画像の公開停止。 大西氏に対する党の生命倫理の専門家、障害を持った党所属・木村英子参院議員などとの会話などを通じ、教育的指導を行ったが、大西氏は「私に優生思想はなく、謝罪を続ければ自分にウソをつくことになる」と、謝罪を撤回し、動画の再生を可能にした。 16日の総会による

    大問題となった「命の選別」発言、大西つねき氏が本当に伝えたかったこと(伊藤 博敏) @gendai_biz
  • 男子校と女子校の出身者は「別学に行ったこと」をどう思ってる? 調査から見えたこと(徳安 慧一) @gendai_biz

    男女別学・共学への注目 近年、男女別学(いわゆる「男子校」「女子校」)とホモソーシャル(同性間の関係性)への注目が高まっている。例えば朝日新聞では、エリート男子校・女子校の文化がホモソーシャルの源とする記事や、共学・別学の間でジェンダー平等の受け入れ方に違いが見られるといった記事が立て続けに掲載された。 また、フェミニストの上野千鶴子氏が自身の研究で男女別学・共学でのジェンダー意識調査に言及したり、開成・麻布・武蔵のいわゆる私立男子校「御三家」の校長への「いま男子校教育を行う意味とはなにか」を尋ねるアンケート結果をふまえた記事が公開されたりと、男女別学・共学の是非や意義が問われている。 日において男女共学・別学は、教育における男女平等の問題として扱われてきた。戦後の日では、戦後民主化の一環で「男女共学化」が進められてきたが、これは、女性差別撤廃条約や男女雇用機会均等法、男女共同参画社会

    男子校と女子校の出身者は「別学に行ったこと」をどう思ってる? 調査から見えたこと(徳安 慧一) @gendai_biz
  • 「マック地蔵」が消えた…配達員が語る、UberEatsでいま起きていること(熊野 雅恵)

    コロナ禍ですっかり私たちの日常に定着したUberEats。それは、外出せずとも事を調達できるという便利さをもたらしました。一方で、コロナ禍で職業を失った人たちの経済を救ったという一面もあります。特に非正規の雇用で働いていた人たち、飲店で働いていた人たちにとって、雇用の一時的な受け皿になったことは間違いありません。 誰もいない新宿の街をUberEatsの箱を担いで黙々と走り抜ける配達員。対面禁止の中、ようやくたどり着いた先で差し出されるのは「手」だけ。預金が数百円になる中、雨が降っても、タイヤがパンクしても、アプリが鳴れば自転車を漕ぎ続ける――。 山梨で働きながら映画製作をしていたところ、コロナ禍で職を失い、2020年3月に上京してUberEats配達員となった映画監督の青柳拓さん。ホテルや友人の家を転々としながら東京を自転車で走り抜け、奮闘した3カ月間を映画に記録した『東京自転車節』が

    「マック地蔵」が消えた…配達員が語る、UberEatsでいま起きていること(熊野 雅恵)