ブックマーク / bookclub.kodansha.co.jp (9)

  • 『母という呪縛 娘という牢獄』(齊藤 彩) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    深夜3時42分。母を殺した娘は、ツイッターに、 「モンスターを倒した。これで一安心だ。」 と投稿した。18文字の投稿は、その意味するところを誰にも悟られないまま、放置されていた。 2018年3月10日、土曜日の昼下がり。 滋賀県、琵琶湖の南側の野洲川南流河川敷で、両手、両足、頭部のない、体幹部だけの人の遺体が発見された。遺体は激しく腐敗して悪臭を放っており、多数のトンビが群がっているところを、通りかかった住民が目に止めたのである。 滋賀県警守山署が身元の特定にあたったが、遺体の損傷が激しく、捜査は難航した。 周辺の聞き込みを進めるうち、最近になってその姿が見えなくなっている女性がいることが判明し、家族とのDNA鑑定から、ようやく身元が判明した――。 髙崎妙子、58歳(仮名)。 遺体が発見された河川敷から徒歩数分の一軒家に暮らす女性だった。夫とは20年以上前に別居し、長年にわたって31歳の娘

    『母という呪縛 娘という牢獄』(齊藤 彩) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • 『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』(栗本 斉,gata):星海社新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    史上最もCDが売れた10年間、 その奇跡のような時代の楽曲群を凝縮した、J-POP入門書! テレビドラマのタイアップによるミリオン・ヒットの連発に、小室哲哉によるTKサウンドや、ZARDやB’zなどのビーイング系アーティストの大躍進、そしてイカ天、渋谷系、R&Bディーヴァといったムーヴメントに、クラブ・ミュージックやインディー・ロックの台頭ーーあらゆる音楽ジャンルが渾然一体となってヒット作が続出した日の90年代は、世界でも希に見る音楽的な進化を遂げた。書は、90年代に誕生した創意工夫に満ちたアルバム群のなかから時代を象徴する100枚を厳選し、当時のポップミュージックシーンと併走してきた著者が丹念にレビューする。同時代を知っている方はもちろん、後追い世代の方にも、人類史上最もCDが売れた奇跡の10年間の記録と記憶を堪能してほしい。 ーーーーーー レビューを読んだその場で聴ける! 書掲載

    『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』(栗本 斉,gata):星海社新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • 『わんぱく天国』(佐藤 さとる,村上 勉):講談社文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    戦争の影がせまる昭和10年代、横須賀にある「天国」のような塚山公園は、最高の遊び場だった。違う地域に住む少年たちは「天国」を巡り敵対していたが、めんこ対決をきっかけに、ひとつの目的に向かって走り始める。それは、大ブームだった一銭飛行機をみんなでつくること。しかも「ヒトの乗れる一銭飛行機をつくろうぜ!」というものだ。子どもたちの「遊び」が文と絵で甦り、戦争についても考えさせられる自伝的名作。 戦争の影がせまる昭和10年代、横須賀にある「天国」のような塚山公園は、「按針塚」と呼ばれる、子どもたちの最高の遊び場だった。さくらの明所でもあり、軍港を見下ろす風景も素晴らしい。公園をはさみちょうど逆の地域「柿の谷」と「西吉倉」で、それぞれに住む少年たちは、この「天国」を巡り敵対していた。そしてがき大将を中心とし、その敵対は海洋少年団で学んだ知識を生かした「戦いごっこ」に発展する。 しかし盛大なるめんこ

    『わんぱく天国』(佐藤 さとる,村上 勉):講談社文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • 『ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)』(関口 涼子) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「」なのだと実感した。――ヤマザキマリ ねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。――池澤夏樹 カタストロフを生き抜くの力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。 「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語るべ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「」の思考。 フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の

    『ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)』(関口 涼子) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • 『#柚莉愛とかくれんぼ』(真下 みこと) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    超期待の新人 現役女子大生作家、衝撃デビュー! 第61回メフィスト賞受賞作 アイドル炎上、ファンの暴走、ネット民の情報拡散ーー 今読むべきSNS狂騒曲(ミステリー)! アイドルグループ「となりの☆SiSTERs」、僕の推しは青山柚莉愛(あおやまゆりあ)。 その柚莉愛が動画生配信中に血を吐いて倒れた。 マジか! 大丈夫なのか? でも翌日、プロモーションのためのドッキリだったってネタばらしが……。 気で心配した僕らを馬鹿にしやがって。ありえない、許さない! SNSで柚莉愛を壊してやる! <各界より絶賛のコメント続々> 中森明夫さん(作家/アイドル評論家) 「アイドル小説は、だますことが使命である。 だまされた! 驚いた! 魅せられた!」 橋愛奈さん(元アイドルグループ「チャオ ベッラ チンクエッティ」) 「音と建前。ネット社会。誰しもが抱いたことのある悪の部分が描かれている。 最後の

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  • 『数学独習法』(冨島 佑允):講談社現代新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    数学の全体像をつかむ!】 代数学。幾何学。微積分学。統計学。 4つの数学の基礎を理解して、 数学の俯瞰図を頭の中に作り上げる。 「指数関数的増加って何?」「再生産数?」 「偏差値とか標準偏差ってどういうこと?」 解けなくていい。 覚えなくてもいい。 計算、解法、一切不要。 仕事に出てくる数学知識を厳選! 金融の世界で数学を駆使する専門家に、 私大文系卒編集者がわかるまで聞き返してできました。 読めば数学思考がインストールできる、 大人のための数学入門書です。 ◆読めばわかる4つの数学◆ 【1】仮説を明確にする代数学 〇代数学の極意は「仮説思考」 〇指数関数で新型コロナ急拡大がわかる 〇AI深層学習を生んだ線形代数学 【2】イメージをカタチ化、カタチを数値化する幾何学 〇あらゆるカタチは三角形の集まり 〇三角関数は究極の思考節約術 〇地震も音楽も三角関数で数値化できる 〇フーリエ変換で複雑

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  • 『闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録』(若宮 啓文) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    朝日新聞の名物記者が社説作りの内幕を詳細にレポート! 『朝日』の社説はこうして作られる!――イラク戦争、靖国参拝、小泉郵政解散、安倍氏との大バトル、対『読売』・『産経』社説ウォーズ、憲法改正議論……。ニッポンを動かした言論戦のインサイド・ストーリー! ■目次より 第1章 論説主幹となって嵐の船出 「PKO」で変わる「朝日」 9.17小泉訪朝の衝撃 第2章 「千と千尋」で攻防開始 アニメが社説の見出しになった 拉致問題のインパクト 第3章 イラク戦争に反対する 読売の「勝利宣言」 「個説」という毎日新聞の試み 第4章 国旗・国家で社説の大バトルへ 「甲子園」をめぐる論戦 第5章 「靖国」で読売が変わった ナベツネさんとの共闘 第6章 小泉氏の郵政解散に苦悶 「希望社会への提言」シリーズ 第7章 安陪政権が登場した 朝日に傷跡残したNHK問題 第8章 社説21で新たな護憲提言 護憲的改憲論の台

    『闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録』(若宮 啓文) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • 『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』(伊藤 真知):講談社の実用BOOK 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    ユニクロがいいからユニクロばかり着ているけれど、 私のおしゃれ、無難すぎ? 人とかぶってる? いい年して毎日ユニクロじゃダメ? そんな、ユニクロ好きの大人が抱えるお悩みを、おしゃれのプロがスッキリ解決します! 「身長155cmでも、ユニクロはメンズ売り場から見る」 「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」 「超ベーシック服なら人とのかぶりは気にしないでOK」 「大人にちょうどいいのは“ユニクロ5割”コーデ」 「ユニクロには“一生モノ”のバッグはいらない」 「¥1000Tシャツで毎日おしゃれになれる」 など、目からウロコが落ちるユニクロスタイルのコツが満載! ユニクロを人気ファッション誌で何度も特集し、人も着倒してきたからこそわかる、真実のユニクロ名品リストも公開。 みんなが着ているユニクロをもっとおしゃれに着るためのすべてがわかる一冊です。 <目次> Chapter1 大人が着るべき“とんでも

    『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』(伊藤 真知):講談社の実用BOOK 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • 『車輪の上』(乙武 洋匡)|講談社BOOK倶楽部

    車椅子ホストのシゲノブが主人公。大学卒業後、就職が決まらぬまま上京し、ひょんなことからホストになった。客から障害者は席に来るなと言われたり、テレビに取材されたり、「障害者」というレッテルに振り回されながら、ホスト稼業に精を出していた。シゲノブは、歌舞伎町はレッテルをはられた人間の坩堝だと気づいていく。ホスト、風俗嬢、LGBT……。そんな人たちとの交流や恋愛を通じて、シゲノブが変わっていく。 主人公の進平は、子どもの頃から車椅子で生活している。大学を卒業したものの、就職が決まらないまま上京し、新宿歌舞伎町のハローワークを訪ねることに。ところがその途上で、ひょんなことからホストと口論になり、ホストクラブで働くことになった。源氏名は「シゲノブ」。 シゲノブには、よく見る夢があった。車椅子から立ち上がり、歩き出すことができた瞬間、蛇のような触手が何も伸びてきて足元に絡みつき、身動きが取れなくなる

    『車輪の上』(乙武 洋匡)|講談社BOOK倶楽部
    amanomurakumo
    amanomurakumo 2018/10/10
    面白そうな題材。
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