水流を使って熱伝導させるヒートシンクが続けて発売に Sunonが発売した「Waturbo」は、一見普通のヒートシンク + ファンで構成されるCPUクーラーだが、そのヒートシンクの中心部に水が注入されており、その水を強制循環させる特徴を持つ製品だ。ヒートパイプと同じように、CPUからヒートシンクに伝った熱を、より素早くヒートシンク全体に行き渡らせることができるのである。ただ、ヒートパイプは熱せられた水が上昇する受動的な動作となるが、こちらはアクティブに水が循環するので、取り付ける向きを問わないのがメリットとなる。こうした製品は、先週EVERCOOLからも「SILVER KNIGHT」が発売になっており、ちょっとしたブームの兆しを見せている。 Sunonが発売した「Waturbo」。見た目は普通のCPUクーラーで、電源端子も3ピンタイプを1コネクタ備えるのみだ ヒートシンクの中心部で水が強制