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2008年9月25日のブックマーク (2件)

  • 交渉の自然治癒力 - レジデント初期研修用資料

    ベトナム戦争当時、制空権を握っていた米軍はヘリコプターが使えたから、 撃たれた兵士はすぐに後方に搬送されて、緊急手術を受けることができた。適切な治療が施されたにも かかわらず、兵士の死亡率は高かった。 フォークランド紛争でのイギリス軍は、制空権が不十分であり、夜戦が多かったことも手伝って、 撃たれた兵士の搬送は遅れがちになった。 外傷医療の技術には大きな変化はなく、撃たれた兵士は、応急処置だけで事実上放置されていたにもかかわらず、 ベトナム戦争のときよりも、兵士の死亡率は低かった。 こんな経験から、重篤な多発外傷の患者さんにおいては、「可能なかぎり早く手術し、治療する」という治療戦略自体に 疑問が持たれて、「ダメージコントロール」という考えかたが生まれた。 「ダメージコントロール」の考えかた たとえば肝臓と脾臓が破裂して、多発肋骨骨折に血気胸、大動脈にも損傷が疑われる外傷患者さんが運ばれて

  • Dr.HOUSEに見られるスモールチームマネジメント

    Dr.HOUSEというFOXチャンネルでやっているアメリカのドラマがある。 解決が難しい病気を、Dr.ハウス率いる数人の医者のチームで解決していくという医療ドラマである。 能力は高いが口が悪い個性的なハウスを中心としたストーリーでアメリカでは人気のドラマだそうだ。 医者のドラマというと、日では有能な医者が1人で問題を解決していくというのを想像するが、この物語は違う。むしろ、彼らは間違いを犯すし、基的にトライアンドエラーである。 その代わり、チームで思考を巡らせながら問題解決に当たっていく。。 問題解決をする方法として、ソクラテス式問答法という方法で、ハウスと、メンバーとで対話をしながら問題の仮説を立て、有能なスタッフが検証をしていくことで問題解決に導いていく。 ソクラテス式問答法とは、ネットで調べると、以下の文章が見つかった。 Yahoo!ブログ - 新しいギリシア・ローマの物語Ⅰ ソ