ヤマダ電機の山田昇会長兼CEO(左)とエス・バイ・エルの荒川俊治社長=12日、東京都中央区(写真:産経新聞) ヤマダ電機は12日、中堅住宅メーカーのエス・バイ・エル(大阪市)に対し、連結子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。エス・バイ・エルと同社の筆頭株主である投資ファンドはTOBへの賛意を表明。買収価格は52億円で、あわせて同社が実施する第三者割当増資にも応じる。ヤマダの出資比率は最大で59.1%になる。 [フォト] 突然、社名が変わったら…社員の「帰属意識」どうなる? 買収により、ヤマダは太陽光発電パネルや省エネ性能の高い家電を組み合わせた次世代型の家を提案する「スマートハウス」事業の展開を加速させる。 これまで、中古住宅に太陽光発電装置を設置して家庭内をオール電化にするなどの事業を試験的に進めてきたが、展開スピードを上げるには新築住宅を手がける住宅メー