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ブックマーク / neralt.com (6)

  • Music Theory Workshop Japan

    the 8 rise ライムという概念はヒップホップを通じて日にも十分に知られるようになりました。直近では『How to rap』(P-vine books 、pp.101-107)の中の「ライム」のチャプターでも触れられています。また Wikipedia の「押韻」の項目でも一部触れられています。 しかし、英語圏のライム文化は、古代ギリシャにも遡ることのできる蓄積があり、その蓄積が日で十分に紹介されているとはまだいえないと私は考えています。 そこで今回は、ライムがどのように整理されているのかを、バークリープレスから出版されている「Pat Pattison氏」のライムに関する著作から引用し、紹介したいとおもいます。 このような明確で体系的なライムの分類法が日語で紹介されるのは、おそらくこの記事が初めてだと思います。(もちろんライムに関する経験的な知識は、各ミュージシャンがそれぞれに、

    Music Theory Workshop Japan
    amashio
    amashio 2015/11/14
  • 菅野よう子[ライオン / マクロスF]の音楽理論的考察

    「ライオン」はアニメ「マクロスF」のオープニング曲で、劇中でも非常に大事な役割を持った曲です。作曲は菅野よう子さん。世界に誇るれる日の作曲家と誰もが認めるところであると思います。課題曲「ライオン」に散りばめられたテクニックと、しかしそのテクニックが全く目立たずに曲の一部に溶け込んでいるその芸術性の高さからも、菅野よう子さんの素晴らしさがご理解いただけることと思います。 さて、菅野よう子さんの楽曲の特徴は、以前「プラチナ」の時にも書きましたが、一見転調に感じられるが実際には転調ではない、非常にアンビヴァレントなコード進行にあります。そしてこのコードの選択は、既存の音楽理論ブックには書かれていないアイデアが多用されており、音楽理論の限界を認めざるを得ません。しかし、音楽理論家としては、やはり素晴らしいテクニックが広く浸透するような体系をつくることが一つのヴィジョンですから、むしろ既存の音楽

    菅野よう子[ライオン / マクロスF]の音楽理論的考察
    amashio
    amashio 2015/04/28
  • Music Theory Workshop Japan

    シリーズでお送りしてまいりました「コード進行を分析して、分からなかったときの解決策」、今回でひとまず終了です。お付き合いありがとうございました。 前回は「転調しているように見える箇所を、転調しているのだと思い込んで強引に分析する」という方法をご紹介しました。これを行うと以下の図のように、綺麗にキーがチェンジしているということが結果としてわかりました。この仮定が間違っていたとしても「間違えだったという情報が得られる」のだから、仮定をゴリゴリと検証することが大事、というのが前回の趣旨です。 なぜ転調できるのか?なぜ転調したのか? さて、残された問題は「なぜトライトーン先のメジャーキーに転調したのか(Fm→B)」ということです。この問題はゴリゴリと検証するだけでは見えてきません。ある程度経験が必要です。またこの段階になると、画一的な「正しい分析」というものもなく、様々な解釈が可能であると思います

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    amashio
    amashio 2014/12/24
  • Music Theory Workshop Japan

    今週はニコニコ生放送にて「けいおん!!」及び「映画けいおん!」一挙放送があるということで便乗させていただき、音楽理論講座の楽曲分析の対象を「けいおん!!」最終話、それから「映画けいおん!」にて演奏されるキー曲「天使にふれたよ!」とさせていただきます。 Neralt:音楽理論家/DJ/演奏家:「簡潔」で「実践的」で「役に立つ」をコンセプトに音楽理論の情報を発信しています。DTM/DAW/トラックメーカーといった楽譜が苦手な人に得に向けて書いています。著作については →こちら なぜ「天使にふれたよ!」を選んだのか 「けいおん!」で使われた様々な楽曲の中から、なぜ「天使にふれたよ!」を選んだかというと、複数のけいおん!識者の方からですね、『どれか一曲分析するのであれば「天使にふれたよ!」しかない』という熱い意見をいただきまして、素人の私としては「Cagayake!GIRLS」や「Utauyo!!

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    amashio
    amashio 2014/12/13
  • Music Theory Workshop Japan

    コードが難しすぎて分析がままならないときに、どうしたらよいのかシリーズ。「解決策1」では、「とりあえず強引に冒頭のキーでローマ数字をふる!」というテクニックをお伝えしました。テクニックというほどのことではありませんが… 第二弾、「解決策2」は「めぼしい特徴のある箇所をみつけて、キーチェンジしたものだと自分を納得させてとりあえず分析する」です。 めぼしい特徴のある箇所をみつけて、キーチェンジしたものだと自分を納得させてとりあえず分析する 解決策1よりも少しだけ頭を使います。しかし今回もかなり強引です。大体ジャズであれば2-5-1をしている箇所が見つかります。ポップスなら4-1もしくは1-4、5-1。この特徴的な箇所をみつけだして、実際あってるかどうかはわからなくても、まずはそう「思い込んで」分析をします。 あってなくても思い込んで分析を始める、というのは非常に大切です。何故なら「あれー、キー

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    amashio
    amashio 2014/12/09
  • Music Theory Workshop Japan

    [Fig.1]はBill Evans / The two lonely people の冒頭16小節のコード進行ですが、かなり難解なコードだと感じると思います。おそらく9小節目でキーチェンジをしていますが、一体何故こんなキーにチェンジしているのか…13小節目もマイナーキーの2-5をしているように見えます。ということはここでもまたキーは変わっているのでしょうか? 難解なコード進行は、クリアーに分析するのが非常に難しく、なんなのかわからない箇所がたくさん残ります。そんなときどうしたらいいでしょうか? わからないからといって、演奏しないわけにはいかないし、それにせっかく分析したのにテクニックとして身につけないのはもったいない気もします。 解決策1:とりあえず冒頭のキーのまま、全部ローマ数字をふる 身も蓋もない解決策なのですが、わからないときはとりあえず、冒頭のキーのまま全部のコードにローマ数字を

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    amashio 2014/12/09
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