前回は、Seasar2のAOPを利用したトレースログの出力処理と例外処理の追加の解説を行いました。今回は連載の「第4回:Springの導入によるDIの実現」で作成した従業員管理WebアプリケーションにSpringのAOPを利用したトレースログの出力処理と例外処理を追加していきます。 今回追加するトレースログの出力処理と例外処理は次のようになります。 EmployeeManagerImplにSpringが提供するインタセプターを用いたトレースログの出力処理と、独自実装の例外処理を追加します EmployeeDaoImplにSpringのAutoProxyを利用して独自実装のトレースログを追加します