去年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、初期の機能確認を終え、3日から目的の小惑星に向けた航行段階に入ったことを明らかにしました。 機体の状態は正常で、現在、地球から3600万キロほど離れた宇宙を猛スピードで飛行しているということです。 その結果、機体の状態は正常であることが確認されたことから、3日から、目的の小惑星「1999JU3」に向けた航行段階に入ったことを明らかにしました。 JAXAによりますと、はやぶさ2は、現在、地球から3600万キロほど離れた宇宙を、秒速27キロという猛スピードで飛行していて、ことし12月頃には、地球の重力を利用して加速する「地球スイングバイ」を行う計画です。 このため、今月と6月には、イオンエンジンを合わせて25日間動かして軌道の制御を行い、目的の小惑星には、3年後に到着する予定です。 はやぶさ2の國中