2017年の看護師の国家試験について、例年と出題傾向が違い、難易度がかなり高かったと、ツイッターなどで受験生らの悲鳴が上がっている。厚労省では、難易度を上げたことは否定している。 「めっちゃ難しかった」 「尋常じゃない手汗で答案がべちゃべちゃ」 「あんなの勉強してても取れないよ」 ■「日本は看護師減らしたいんか」 第106回の看護師国家試験は2月19日に東京や大阪など11都道府県で行われたが、直後からこんな嘆きや不満の書き込みがネット上で相次いだ。 書き込みによると、今回の出題では、過去問をたくさん解いていてもダメで、マイナーな疾患や食品衛生法などの法律の知識が求められた。また、長文問題が増え、時間が無くなったといった感想が漏れていた。計算問題は比較的易しかったともいうが、全体的な難易度アップに試験会場は溜め息に包まれたとの報告さえあった。 看護師不足と報じられていることから