毎年500万人を超す観光客が訪れる北海道南部の都市、函館。観光客視点では、この街のイメージはどうしても「夜景」、「五稜郭」、「海の幸」などに固定化されているようだが、魅力はそればかりではない。 その1つは函館山のふもとに位置し、函館港をのぞむ西部地区。1859年に国際貿易港として開港した経緯から、歴史的な和洋折衷の建築物が点在し、『函館西部地区の街並み』として北海道遺産に指定されている。もちろん、同地区にある赤レンガ倉庫群や教会群は、観光パンフにも掲載されている名所だが、その陰に隠れた存在になっているのが、古い建物を改装してできたカフェ。こちらも函館の歴史を感じさせるスポットなので、西部地区の散策時に立ち寄ることをおすすめしたい。以下、そうしたカフェのいくつかを紹介する。 ■ティールーム ヴィクトリアンローズ 1913年に竣工した旧イギリス領事館の一部を、(展示室などと併設するかたちで)テ
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