日本経済団体連合会(経団連)のブロードバンドコンテンツ流通研究会は23日、放送局が制作したテレビドラマをブロードバンドで配信する場合の暫定的な使用料率ついて、著作権関連団体と合意したと発表した。 配信事業者が著作権者に支払う使用料率は、原作や脚本の団体(日本文藝家協会、日本脚本家連盟、日本シナリオ作家協会)に対してが情報料収入の2.8%、音楽著作権団体(JASRAC)に対してが情報料収入および広告料収入の1.35%、音源分野の団体(日本レコード協会、日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター)に対してが情報量収入の1.8%、実演者の団体(日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター)に対してが3%となっている。 ブロードバンドコンテンツ流通研究会は2002年2月、映像コンテンツをインターネット配信する際の権利処理の仕組みなどを検討するため、著作権関連6団体とコンテンツの利用者