はじめに 役に立つシステムを構築するための要件定義書とは、いったいどういうものなのでしょうか。 「何でこの機能が必要なんですか?」「理由は分からないけどXXX機能があるのでこの機能が必要なんです。これがないとつじつまが合わなくなるんです」もしくは「要件定義書にこの機能が載っているので必要なんです」など、要件定義書の役割を理解しないまま、システムの開発に着手していることなどがないでしょうか。 本稿では、要件定義書の役割や重視すべき点、要件定義書に盛り込むべき情報について解説します。 何をやるのか、そしてなぜそうするのか 要件定義書はジグソーパズル? システム開発を受託した会社にコンサルテーションしたときのことです。機能とデータがある程度記述された要件定義書を受け取ったその会社では、要件定義書を読み解き、システムの全体像を掴むためにおのおのの機能の関係を整理し、その役割を把握しようとしていまし
文書情報 更新履歴 2011.06.09 -- 新規作成 2011.06.11 -- 最終更新 本稿の目的 要件定義書目次構成 1. ユーザ概要 1.1. 事業内容 1.2. 組織図 2. 現行業務の状況 2.1. 現行業務フロー 2.2. 現行業務の課題 3. 現行システムの状況 3.1. システム利用状況 3.2. システム構成 3.3. アプリケーション構成 3.4. 現行システムの課題 4. 制約条件・前提条件 5. 新システムの概要 5.1. システム化対象範囲 5.2. システム化概念図 6. 業務要件 6.1. 新業務機能階層 6.2. 新業務フロー 7. システム機能要件 7.1. システム機能一覧 7.2. システム機能詳細 8. データ要件 8.1. 概念データモデル 8.2. データ容量 9. システム構成要件 9.1. インフラ構成 9.2. アプリケーション構成
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