「元入金(もといれきん)」は、個人事業における資本です。法人の「資本金」とは違って、金額が毎年変動するものです。本記事では、複式簿記における「元入金」の仕訳例と、年をまたぐときに行う繰越計算の方法を紹介しています。 個人事業を営むために用意する資金は「元入金」と呼びます。個人事業に特有の勘定科目で、法人でいうところの「資本金」のようなものです。元入金が増減するタイミングは「開業したとき」と「年をまたぐとき」の2種類しかありません。 ① 開業したとき 会計ソフトを使う場合、「元入金」の勘定科目を使って帳簿づけを行うのは開業時のみです。用意した開業資金や固定資産(事業用の自動車など)を「元入金」として記帳します。 ② 年をまたぐとき 開業したあとは、年が変わるたびに下記の計算をして、翌年の「元入金」を算出します。事業がうまくいっていなかったり、生活の支出が多かったりすると、マイナスになることが
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