スマートフォンなどの高速通信「LTE」の障害が相次いだ「KDDI」は、再発防止のために300億円の設備投資を行うとともに、障害の影響を受けた利用者に対し来月以降料金の一部を返金することになりました。 KDDIは、ことし4月から先月にかけて、東京など関東地方でスマートフォンとタブレット端末向けの「LTE」が利用できなくなる通信障害が3回起き、延べ179万台に影響が出ました。 この障害について、KDDIの田中孝司社長が、10日、東京都内で記者会見し、原因は、携帯電話の基地局を制御するソフトウェアに不具合があり、その修正を行う過程で連鎖的に障害が発生し、制御システムがダウンしたと説明しました。 そのうえで、再発防止策として制御装置を増設することにし、今年度中に300億円を追加投資することを決めました。 また、障害の影響を受けた利用者に対しては、個別にメールで連絡したうえで、来月以降の請求から基本