編集スタッフ 齋藤 先週、雨が降ったのは覚えている。でも「それはどんな雨だった?」と聞かれたら、わたしはたぶん、こたえることができません。 自然は好きなはずなのに、忙しい毎日で気づけば日々は過ぎ去って、どれもこれも同じに見えてしまう。 でもむかしの日本人たちは、どうやら雨の違いを文化にまでしてしまったらしいのです。 きのうの雨と今日の雨は、どう違う? みなさんも「夕立」や「霧雨」なら聞いたことがあるのではないでしょうか。でも例えば「万物生(ばんぶつしょう)」や「七夕流し(たなばたながし)」なんていうものはご存知ですか? 聞くと、雨には400以上もの名前が存在するのだとか。 第1話に引き続き、今回も「雨の名前」(小学館)の著者である詩人の高橋順子(たかはしじゅんこ)さんにお話を伺いました。 高橋さん: 「雨の名前は歳時記に載っているものの他、漢和辞典や方言事典なども調べて集めました」 気にも
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