2006.08.20 信念でもなく、国益でもない何か。 カテゴリ:ヒラカワの日常 国民感情のレベルで靖国の問題を考えるなら、 先の大戦で日本との戦闘で数十万人の戦没者を出している アメリカこそが、小泉首相の靖国参拝に反対していいはずである という「仮説」をウチダくんが提示していた。 なるほど。 パールハーバーに「不当に攻め込んだ」戦犯が合祀されている 靖国にアメリカが嫌悪の感情を持つことは 十分にありうる仮説である。 しかし、これが仮説に止まって、現実にはならない。 個人的なレベルにおいては、そのような悪感情があったとしても 国家全体として靖国参拝を阻止しようという空気にはならない。 その理由は、アメリカは、靖国参拝を国民感情のレベルでではなく つねに政治戦略のレベルで考えているからである。 そりゃ、中韓だって同じことだが、戦略の方向はま反対である。 東アジアにおけるアメリカのプレゼンスの
![信念でもなく、国益でもない何か。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/af0292b21d3d5e0ca4dcc6523352c371b59b5279/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fplaza.jp.rakuten-static.com%2Fimg%2Fcommon%2Fblog_logo_ogp.png)