rsyslogは、ご存じの通りシスログなどをサーバーに出力するためのサービスですが、NW機器など他の機器のシスログを受信することも可能です。 今回は、その設定方法について紹介します。 まずは要件を以下にまとめます。 ログの受信にはUDP514を使用する。 ログの書き込みレートは無制限とする。 収集したログはホスト名、日付ごとにディレクトリを作成し、ログの切り替えはログローテーションで行う。 local0で指定されたファシリティのログを収集する。 debug以上のプライオリティのログを収集する。 受信するログに対し、定義済みであるテンプレートである以下を利用する。 RSYSLOG_Fileformat 上記の要件を1つずつ設定していきます。 設定には、rsyslogの設定ファイルである/etc/rsyslog.confを修正していきます。 rsyslog.confは、MODULE/GLOBA
コマンドの補足をしておきます。 find ファイルやディレクトリを検索するコマンドです。 検索対象のディレクトリ このディレクトリ配下を検索対象とします。.を指定すると、カレントディレクトリ配下が検索対象となります。 -name 検索対象のファイル 検索対象のファイルを指定します。ちなみに、ワイルドカードも使えます。例えば、'*.txt'とすると、.txtファイルのみを検索対象とします。 -type f ファイルのみを検索対象とします。検索対象にディレクトリを含めたくない場合に使います。ディレクトリのみを対象とする場合は、-type dとします。 xargs コマンド1 | xargs コマンド2のように使います。コマンド1の結果(標準出力)をコマンド2の引数として渡し、コマンド2を実行します。 今回のようにfind | xargs grepとすると、findで検索したファイルをgrepに
こんにちは代表のサル君です。今日はChatGPTに記憶を持たせる方法を紹介します。 ChatGPTと記憶力ChatGPTは、大量のテキストデータをトレーニングデータとして使用し、そのデータを元に自然言語テキストを生成することができます。しかし、個別の対話の詳細を長期的に覚えることはできません。これは、ChatGPTが非常に大量のデータを扱うことができる一方で、短期的な情報を長期的に保持するためのメカニズムが欠如しているためです。 しかし、適切に設定されたプロンプトを使用することで、ChatGPTに一定程度の記憶力を持たせることができます。 対話の開始まず、以下のような対話をChatGPTと行います。 ユーザー: コンピュータサイエンスについてのブログを書きたいんですが、どんなことを書けば良いですか? ChatGPT: コンピュータサイエンスについてのブログを書く場合、様々なトピックを取り上
アインシュタインの古典的な時空概念を維持したまま、重力と量子力学を矛盾なく統一する革新的な理論が発表された。この理論は英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)によるもので、2023年12月4日付で『Physical Review X(PRX)』と『Nature Communications』それぞれに異なる論文が掲載された。 現代物理学は、宇宙における最小粒子を支配する量子論と、時空の歪みによって重力を説明する、アインシュタインの一般相対性理論という2本の柱の上に打ち立てられたものだ。しかし、これら2つの理論は互いに矛盾しており、この問題は1世紀以上にわたって解決できていない。 一般的な仮説は、アインシュタインの重力理論が量子論に適合するように修正されなければならない、つまり「量子化」されなければならない、というものだ。量子重力理論の有力候補である「弦理論(ひも理論)」と「ループ量子
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