リングバッファの概念図 実際のリングバッファ リングバッファ (英: ring buffer)、サーキュラーバッファ (英: circular buffer)、または環状バッファ(かんじょうバッファ)とは、リング状に配置されたバッファである(図を参照)。一時的にデータを貯めておくバッファ領域のうち、終端と先端が論理的に連結され、循環的に利用されるようになっている。最も古い内容を最新の内容で上書きし、常に一定の数の過去までのデータを蓄えるような用途に用いられる[1]。 バッファは一般的にメモリ空間効率の高い配列を使って実装されるが、配列を物理的にリング状に配置することはできないので、インデックス(添え字、添え数)をバッファサイズで割って剰余を取る正規化をし、一定の範囲に限定することで、直線状のバッファの両端を論理的に繋げる。正規化により、インデックスがバッファの最後を超えると最初に戻り、また