はじめに 本記事はLinuxのセキュリティ対策として、Snortの侵入検知について記載しています。 Snortはオープンソースのネットワーク型のIDSです。GPL (GNU General Public License) の元に無償で利用できます。 現在も開発が行われているので最新のルールセットを無料でダウンロードして使用することができます。 Snortの構築 Snortはソースで提供されているため、ソースをダウンロードしてmakeする必要があります。 そのため、環境依存が大きく必要なライブラリがインストールされていない場合は、configureでエラーが発生し、依存関係を自分で調べてインストールする必要があります。 本記事ではCentOS7を例にSnortの構築方法について解説します。Snort等のバージョンは本記事執筆時点のバージョンを使用しています。 本記事の環境:CentOS Li