春競馬を締めくくるグランプリレースとして、今年も6月28日に阪神競馬場で行われるG1の宝塚記念。年末の有馬記念と同様、ファン投票で上位に選出された競走馬が出走するとあって、ほかのG1とも異なる盛り上がりを見せるレースだが、11日、今年の宝塚記念のファン投票最終結果がJRAから発表された。 13万9,507票を集め1位に輝いたのは、先のG1安田記念で、圧倒的な強さを見せつけた“史上最強牝馬”の呼び声高いウオッカ。これまで牝馬では歴代最多G1勝利数となる6勝を挙げているほか、獲得賞金も牝馬では初となる10億円を突破するなど、まさに歴史に残る名馬のファン投票1位は当然の結果と言えそうだ。まだ出走するかどうかは明かされていないものの、陣営は前向きとの報道もあり、出走すればシンボリルドルフとディープインパクト、テイエムオペラオーしか成し遂げていない、JRAのG1最多勝利タイ記録の7勝目を目指すことに