“望まない妊娠のすべての原因が男性にある” こんな言葉から始まる書籍「射精責任」が7月に販売され、大きな反響を呼んでいます。ネット上では共感や批判などさまざまな意見が書き込まれ、刊行記念イベントは異例のにぎわいに。 この書籍に、なぜいま大きな関心が集まっているのでしょうか。 授業でこの本を使う大学も現れています。学生たちはどのようなことを感じたのでしょうか。 (首都圏局/ディレクター 田中かな) 望まない妊娠の原因は男性にある? 「射精責任」を執筆したのは、アメリカの人気ブロガー、ガブリエル・ブレアさんです。これまでに、「ニューヨーク・タイムズ紙」のベストセラーに選ばれる本を執筆するなど、アメリカのオピニオンリーダーとして活動してきました。 「射精責任」では、望まない妊娠の原因は男性にあること、また男性にとって望まない妊娠を避けるのは難しくないことを主張し、軽妙な文体で議論を展開しています