6,7年くらいか、もっと前だろうか。インターネットを始めたころ、テレホーダイタイムに突入して様々な個人サイトを見まくってた時期があった、というか当時は皆そうだった。モニタをのぞき込みながら「世の中いろんな面白い人がいるんだなー」とカエルがゲコゲコと一晩鳴き喚く田舎の片隅で思う日々を過ごしてた事を覚えている。その中で一際記憶に残っていたサイトがあった。「はだしのゲン」の公認サイトだ。 小学校の時にマンガを読んだ時のトラウマと、それがポップな形で変貌していた事の驚きの二つが印象を強めていたのだろう。同サイトの主催の方とひょんなことで知り合う事が出来た。ミニコミ時代からすると10年以上「はだしのゲン」を追い続けているという。これが21世紀の「はだしのゲン」のかたち、なのか。 (大坪ケムタ) AAにSNS‥生まれ変わりすぎたはだしのゲンの世界 その気になっていたサイトとは、『1995 GenPro