「任天堂」をもじった訓え「任天道」。このように随所に斎藤氏ならではのこだわりがかいま見える 「シーマン」、「The Tower」などで有名な斎藤由多加氏が開発を務めるニンテンドーゲームキューブ用ソフト「大玉」。本作をひと言で語るならば、ピンボールというのが一番しっくりくる。しかし、独特の世界観を持った斎藤氏がかかわっているだけに、ただのピンボールというわけではない。舞台は戦国時代、「大玉」と呼ばれる巨大な兵器を駆使しながら釣り鐘を敵兵から守り、敵陣奥深くまで兵士を導く人海戦術落城アクションなのである。 鐘の横に見える黒い塊が「大玉」 プレーヤーはコントローラで「振り場」と呼ばれるフリッパーを操作し、巨大な兵器「大玉」を操ることとなる。ただし、ここで1点注意したいことがある。それは「大玉」が、味方までをも吹き飛ばす“諸刃の兵器”だということ。操作1つで戦局が大きく左右するため、扱いには十分な
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