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大友良英と批評に関するamiyoshidaのブックマーク (4)

  • 吉村光弘への返信

    言おうかどうしようかまよったけど、やはり書こう。 ユリイカの吉村光弘さんの文章とそのブログになんだかひっかかっている。「徹底的な他者=外部」などというあまりに観念的すぎて、わたしには全然意味のわからない言葉で批評が行われていること、ものすごく疑問というか、正直な感情を言えばそういう紋切り型の批評が復活してきていて、読み手がそういうものに免疫がないのだとしたらとても怖いことだと思っている。というのは、そういうことに疑問を感じずに彼の文章を杉拓の非常に注意深く書かれた文章と同列に語ってる風情のブログをいくつか見つけたからだ。「徹底的な他者=外部」なんて今のところわたしは出会ったことすらないし、今後も戦争でもおこらないかぎり出会うことはないだろう。そんな究極の注釈なしには使うことが出来ないような紋切り型の言葉をいきなり使っていいのだろうか? 別に「徹底的な他者=外部」のような極端な言葉の使い方

    吉村光弘への返信
  • 書評『ex-music』(文:大友良英)

    Improvised Music from Japan / Yoshihide Otomo / Information in Japanese 大友良英 ちょっとした業務上の秘密事項なのだが、私が音楽の世界に足を踏み入れてからの25年間、自身の耳と足で得る音楽情報の他に、心の中で「アンテナ」と名づけた音楽ナビゲーターが何人もいて、彼等が興味を持つ音楽を密かにチェックするのが私の習慣になっている。無論アンテナにされた当人達はそのことは一切知らない。彼らは共通して皆すごい耳と情報収集能力の持ち主で、見つけてくるものは大抵面白いし、なにより、創作の指針になるような何かがそこには必ずあるのだ。最古のアンテナは、ガキの頃からの友人で私にコントーションズを教えてくれたA君。何年も会ってないが、今でも彼のWEBをこっそりチェックして貴重な情報を得ている。近年は学生のやってる某WEBやフランスのCD屋のJ

    amiyoshida
    amiyoshida 2007/06/27
    初めて彼を知った80年代後半から彼のチョイスは圧倒的に面白かったし、手探りで行き来するような思索の跡丸出しの文章は、はじめから結論が見えてしまう批評よりも、」
  • 大友良英のJAMJAM日記別冊 連載「聴く」第16回

    Improvised Music from Japan / Yoshihide Otomo / Information in Japanese どうも、お元気ですか? 今はサンフランシスコのアスフォデルのオフィスからです。これから、ここに2週間とまりこんで、ソロDVDの撮影と録音です。ここは初夏のような天気と気温で気持ちいいのですが、でも体のほうは相変わらずガタガタのままで、1月にぎっくり腰をやったばかりなのに、先週ウイーンからもどってきて再びぎっくり腰になってしまいました。で、そのまんまの腰でサンフランシスコへ。昨年の頚椎ヘルニアといい、もう当に体のことを考えないとやばいっす。と自分なりに深刻に考えて8月中旬以降、年内の欧米の仕事は全てキャンセル、これから1年のうち4ヶ月以上は続けて日にいることにしました。とはいえ8月まではもうキャンセルできない仕事がびっしり入っているので、なんとか

    amiyoshida
    amiyoshida 2007/06/27
    彼、彼女達の態度も、音楽が安易に言語的にやり取りされることへの強烈な異議のように、わたしには思えた。」
  • CD『Anode』ライナー・ノート原文(文:大友良英)

    Improvised Music from Japan / Yoshihide Otomo / Information in Japanese アノードは、幾つかの演奏上の制限をインプロヴァイザー達に設けることによって作られた作品です。従来の作曲のように、ストラクチャーについては何分間演奏するかという制限以外は一切の指定をしませんでした。したがって、ここでいう作曲とは即興演奏に制限をつけることを指します。 全曲に共通する設定は以下の3つ。 a) 他人の音に反応してはいけない b) 起承転結をつけてはいけない c) 普段使っている音楽的な語法やリズム、メロディ、クリシェを使ってはいけない これをもとにAnode 1~3それぞれにさらに異なる制限を設けました。例えば、Anode 1では打楽器奏者に対しては「大きな音量で、余韻が聞こえる前に次の音を出す」という指示を、Anode 2では「自分の出

    amiyoshida
    amiyoshida 2007/06/27
    制限の中で開かれてくる新しい音の聴こえかたが、即興演奏に何をもたらすのかということ」ゲーム的リアリズム!?2001年。音楽は預言書だな。
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