ちゅーことで、先週「崖の上のポニョ」さ見てきたよ。雑感を描くよ。 宮崎アニメの中でも、今回のポニョはかなり「ヘン」な部類に入ると思うよ。たけくま先生はアヴァンギャルド(前衛的)と評しているけど、私はさらに限定してシュールレアリスム(超現実)なんだと思う。*1そこらへんのこと書くね。 宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢: たけくまメモ うん。まず、画面が雑多なのよね。ポニョは魚の子なので海のシーンから物語が始まるんだが、アメーバやらプランクトンやらがうじゃうじゃじていて、まさに「海の中」なんだよね。プールとか淡水では味わえない海独特の雑多さ。青い青いスペクトルの中に白いのやら細かいのやらでかいのやらが無遠慮にひしまいている。 そこのところは海岸も同じで、主人公の少年が岸壁に足を踏み入れるやフナムシがうざざーっと、動くのです。映画館のお子様やおかあさまからは「うへぇ」という声が漏れ聞こえたんですが