「お客様の身の安全が第一」をうたい文句に牛丼チェーンを全国展開していた、業界第11位の「松田家」が13日、東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請したことが分かった。負債総額は約30億円。安全対策のための大規模な設備投資と、他社の低価格攻勢によって資金繰りが悪化していた。 牛丼チェーン「松田家」は、創業120年の老舗(しにせ)ながら、続々と新メニューを展開するなど、業界の異端児として知られていた。中でも松田家きっての人気メニュー「肉丼」(120円)は、何の動物の肉を使っているのかを一切明らかにしない代わりに、他社の牛丼の半額以下で提供するというオリジナリティと、来店するたびに肉の味が変わるスリルが一部の肉マニアから高く評価されていた。 また、2009年には他社のうな丼メニューに対抗し、虫刺され薬「ウナコーワ」で煮込んだ「ウナ丼」(写真)と、ソフトクリームのコーンにたっぷりとムヒを盛った「ムヒ
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