高さ247メートルを誇る超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区虎ノ門1)が11日にオープンする。周辺では他にも再開発計画が目白押しで、古くは武家屋敷町、そして戦後の高度成長を支えたオフィス街は、高層ビルが林立する国際ビジネスセンターに生まれ変わろうとしている。東京都などは2020年東京五輪に向け、街が首都の新しい顔となることを期待している。【木村敦彦、山田大輔】 【虎ノ門ヒルズの外観や内部を写真特集で】 外国人に人気の高級住宅地、赤坂・麻布・青山(3A)や銀座、六本木が近く、霞が関官庁街に隣接するビジネス一等地−−。ヒルズを開発する森ビルは「世界的企業を集めるポテンシャルがある」と虎ノ門地区を評価する。 環状2号線(14キロ)のうち虎ノ門−新橋間(新虎通り、1・35キロ)が計画から68年たった今年3月、ビル直下を通って開通した。今後さらに東へ豊洲・有明まで全通すれば、東京五輪で晴海・選