◇大相撲九州場所9日目(2012年11月19日 福岡国際センター) 1敗の横綱・日馬富士(28=伊勢ケ浜部屋)と全勝の関脇・豪栄道(26=境川部屋)の取組が、審判の勘違いで止められ、やり直しとなる前代未聞の失態があった。 豪栄道が日馬富士を寄った際、湊川審判委員(56=元小結・大徹)が横綱の左足が土俵を出たとして、行司に取組を止めさせた。だが、ビデオ判定でも足が出ていたとは確認できなかった。やり直しの一番は横綱が勝利したものの、注目の大一番に審判が水を差した。 立ち合いから豪栄道が押し込む。日馬富士が俵の上を伝うように右に回り込んだ時、赤房下にいた湊川審判委員が右手を挙げた。「勝負あり」の声に式守伊之助は慌てて2人の動きを止めた。 「(日馬富士の)足が出ただろう」。湊川審判委員のアピールを受け、土俵上で5人の審判委員が協議に入った。蛇の目(俵の外側にある25センチ幅の砂)を目視しても足跡は
文化財の指定が外れた「渡辺邸」。現在は空き家で、庭も荒れている=大阪市淀川区で2012年9月13日、本社ヘリから後藤由耶撮影 大阪市内で最古とされ、大阪府の文化財に指定されていた江戸時代初期の民家「渡辺邸」(同市淀川区)が近く解体される。所有者が多額の相続税を払えないという理由で建物の解体と土地売却を希望。府の古い規則に基づく指定だったため、府の文化財保護条例などと違い、所有者の申請だけで4月に指定が解除された。古い規則に基づく文化財は他に27件あり、府は今後も同様の事態が生じかねないと懸念している。 府教委によると、渡辺邸は平安時代の武将、渡辺綱(わたなべのつな)の子孫の家と伝えられる。敷地約2560平方メートルに母屋や土蔵など6棟が建つ。17世紀初頭に建てられたと推定される。府教委は1965年、「府古文化紀念物等保存顕彰規則」(1949年施行)に基づく重要美術品(文化財)に指定。住居と
◇「1人で1キロ」うれしい悲鳴 滋賀県高島市の農業公園、マキノピックランドのサクランボ食べ放題(30分、大人1500円)が人気を呼び、大粒の種はわずか3日間でほぼ食べ尽くされ、臨時閉園に追い込まれた。同園では「京阪神や中京圏などから中年女性を中心に3日で約500人が入園し、1人約1キロ食べた勘定」といい、想定外のうれしい悲鳴を上げている。【塚原和俊】 ピックランドは例年、摘み取った分を持ち帰るサクランボ狩り(大人1000円)を実施。「その場で食べられないのは物足りない」との客の要望が多く、8年ぶりに食べ放題に踏み切った。 果実の成熟に合わせて樹種別の畑ごとに実施。先月26日から小粒の「中国桜桃」20アールで食べ放題をスタート。今月11日からは大粒の「甘果桜桃」25アールで開園すると、連日百数十人が押し寄せた。13日の水曜の定休日をはさんで翌14日も客の波は続き、色付いた実がほぼなくなったた
放送中の第43部で終了するTBS系の長寿時代劇「水戸黄門」について、ゆかりの地である水戸市の高橋靖市長と近隣2市の代表が2日、東京都のTBSテレビを訪問し放送継続を要望した。3市の観光振興に悪影響が懸念されるとして「連携したイベントやPRなどで協力するので、再検討を」と求めた。 番組は第二代水戸藩主の徳川光圀が主人公のモデルで、光圀の墓がある茨城県常陸太田市や那珂市の市長らが高橋市長に同行した。3市長らの要望書は「番組終了は全国のファンにも私たちにも非常に残念」と述べ「人情や涙、正義感などが集積されたこのドラマは、今の社会でこそ放送の必要性が高い」と訴えている。 水戸市によると、TBS側は「引き際」の重要性を説明しつつ、再放送は当面継続する方針を示したという。【山崎明子】
楽天の三木谷浩史社長は13日、社内の公用語を英語にしたことを明らかにした。経営会議から始め、一般業務の会議も英語にしつつある。三木谷社長は「サービス会社で世界で成功した会社があまりないのは、英語が話せないことが問題ではないか。コミュニケーションを英語にすることで本社を国際化する」と説明した。 同日発表した10年1~3月期連結決算は、営業利益が前年同期比32%増の129億円、経常利益も同39%増の126億円となり、2年連続で過去最高を更新した。売上高は同19%増の791億円。 オンラインショッピング「楽天市場」はユニーク購入者数8億6000万人、平均購入回数は3.5回で、いずれも前年同期の7億1700万人、3.35回から増えた。楽天市場の1回あたりの購入金額は6908円で、同約400円減っているが、三木谷社長は「日用品を購入しているのではないか」と分析。楽天市場の伸び率は鈍化しているものの「
阪神甲子園球場を後にする開星の野々村直通監督=兵庫県西宮市で2010年3月23日午前9時46分、徳野仁子撮影 第82回選抜高校野球大会で第2日の22日に、1回戦で21世紀枠出場の向陽(和歌山)に敗れた開星(島根)の野々村直通監督(58)が試合後に「21世紀枠に負けて末代までの恥」と発言した問題で、野々村監督は23日午前、村本克(かつし)部長(46)とともに大会本部を訪れて経緯を報告し、「失礼な発言をした。心からおわび申し上げたい」と謝罪した。 会見した野々村監督は「向陽や21世紀枠制度を侮辱、批判する思いはなかった」と釈明。「負けたことが悔しくて、受け止められなかった。完敗だと素直に言う前に、自分の悔しさだけが先走ってしまった」と話し、涙を流して言葉に詰まる場面もあった。 村本部長によると、同校の大多和聡宏校長が23日朝、電話で向陽の板橋孝志校長に謝罪。同日午後には大多和校長が向陽を訪ね、
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