亀岡市内の光秀ゆかりのスポット12カ所を紹介するパネル。どこかはドラマで取り上げられるだろうか(亀岡市追分町・麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館) 戦国武将、明智光秀を描く大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」が放送終了の2月7日まで残り3回となる中、地域振興につなげようとドラマに期待を寄せる京都府の亀岡市が、作中であまり触れられていない。特に、ドラマ本編後にゆかりの地を紹介する番組「麒麟がくる紀行」では未登場だ。市は長年ドラマを誘致し大河ドラマ館開設や関連イベント開催に多額の税金も投じており、関係者はやきもきしながら次の放送を待っている。 1月14日、亀岡市安町の市役所で開かれた大河ドラマ市実行委員会。委員や事務局から懸念の声が上がった。「ドラマ館がある岐阜市は(ドラマ本編の後に放映される)『麒麟がくる紀行』で5回取り上げられている。亀岡は取り上げられるのか」。出席したNHKエンタープライズ社