消費税率、実質5段階=軽減・ポイントで複雑化-買い物客混乱も 2019年09月17日08時31分 10月の消費税増税では、酒類を除く飲食料品の税率を8%に据え置く「軽減税率」とキャッシュレス決済による「ポイント還元」が導入される。何をどこで買うかによって、実際に負担する税率はおおむね3、5、6、8、10%と5段階に分かれる。軽減税率は商品ごとの線引きが複雑で、ポイント還元も中小の小売店とコンビニでは還元率が異なるため、買い物客は混乱しそうだ。 【特集】消費税、10月から10% 軽減税率は外食には適用されない。コンビニで持ち帰り用に弁当を買うと8%だが、店内のイートインコーナーで食べると10%になる。ポイント還元制度は10月から9カ月間限定で、中小の小売店や飲食店でクレジットカードなどでキャッシュレス決済すると、支払額の最大5%が還元される仕組みだ。 例えば、中小の商店で野菜を買うと、消費税