課題先進国・日本 人口減少、高齢化、中心市街地の衰退、生活習慣病、未成年者の自殺……将来世界各国が直面するであろう課題に、日本は今まさに直面しています。元東京大学総長・小宮山宏氏はこのような日本を「課題先進国」と呼んでいます。課題先進国である私たち日本には、この課題を解決し、明るい未来を築き、「課題先進国」から「課題解決先進国」となり、世界の最先端にたつことが期待されています。そんな日本、地域が抱える複雑な課題を対象としたデザイン、それがソーシャルデザインです。 「デザイン」とは何か? 世の中にはデザインという言葉が氾濫しています。一般的に日本では建築のデザイン、グラフィックのデザインというように何らかの造形作品の意匠を指すことが多い言葉でした。しかし現在ではデザイン思考という言葉があるように、思考法や発想法など多義的に用いられています。私たちはデザインという行為を次のように定義しています
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