6月19日、メルカリが東証マザーズへ新規上場した。 いきなりマザーズ市場の時価総額トップに立ち、初日の売買代金は1,906億円に上るなど上場は大成功だったようだ。 ■メルカリの人事制度は超ホワイトであるが厳しい面もある 私は社会保険労務士なので、同社の経済的成功だけでなく労務管理の側面にも注目しているのだが、メルカリは非常に福利厚生が充実した会社だと言われている。 会社のホームページにもそれらの人事制度が紹介されており、柔軟な労働時間制度、充実した休暇制度、副業の自由を認めていることなど、「超ホワイト」な企業であると多くの方が感じるのではないかと思う。 確かに、私もメルカリの人事制度は「超ホワイト」であることに同感である。 しかしながら、「超ホワイト」であることの裏返しとして、メルカリは「非常に厳しい人事制度の会社」という考え方もできるのではないかと私は考えている。 本稿では、私がそう考え