広告・マーケティング事業などを手掛けるフリークアウト・ホールディングス(東京都港区)は8月10日、YouTuberなどのマネジメント業務を手掛けるUUUMに対し、株式公開買い付け(TOB)を開始したと発表した。連結子会社化を目指す。あわせて、UUUMとの資本業務提携も締結した。 今回のTOBでは、UUUM創業者であり、筆頭株主の鎌田和樹氏、第2位株主の梅田裕真氏と、公開買付応募契約を締結し、両者が保有する全対象株式の取得で合意を得ているという。また、上場を維持するため、1334万8465株(所有割合65%)を上限として買付するとしている。 TOBによる買付価格は1株727円。なお、UUUMの8月10日時点の終値は722円となっている。期間は9月8日まで。上限数に達した場合の買付額は約97億円となる。 フリークアウトHDは、2022年4月からインフルエンサーマーケティング市場への参入の検討を