『君の名は。』を何度か見た。やっぱり凄い。新海誠は凄い。改めて実感させられた。 以前にも似たような記事を書いたけれど、やはり新海監督はとんでもない事をやらかしたのだと改めて理解した。これが更に進化した新海監督の姿…。改めて新海監督が何をしたのか、僕がどう感じたのか記していこうと思う。 長文なので要約すると「新海監督は凄い。やっぱり僕は新海監督が好きだ」ということです。ちなみに新海作品全般のネタバレがありますのでご注意を。 遂に運命へ抗った 貫き通した美しさ 言えなかった言葉を言えた それでも貫いた『喪失』 やっぱり新海誠は凄い、だが… 遂に運命へ抗った 『君の名は。』はいつもの新海作品とは異なる。特筆すべき点はやはり「運命に抗った」ことだろう。 これまでの新海作品は「運命を受け入れる」傾向にあった。 『ほしのこえ』から『言の葉の庭』まで一貫して「惹かれあう男女が引き裂かれていく様」を描いて