アマゾンは10月26日,マイクロソフト主催の次世代Webアプリケーション開発カンファレンス「REMIX Tokyo」のビジネストラックで,米国で先行しているサービス「Amazon Mechanical Turk(アマゾン メカニカルターク)」を紹介した。このサービスは,コンピュータよりも人間がやった方がうまくいく仕事をWeb掲示板に掲出し,仕事の依頼人と請負人を仲介する,というもの。モノの流通ではなく,知恵の流通という新機軸を打ち出したところが注目される。 コンピュータは大量のデータを蓄積したり,高速で計算したりといった仕事は得意だが,例えば写真の中の多くの商品の違いを見分けるといった作業は得意ではない。このように人間にしかできない仕事(HITS=Human Intelligence Tasks)に着目し,その潜在ニーズを掘り起こして市場で流通させようというのがこのサービスの狙いだ。 「人
![【REMIX Tokyo】アマゾンの異色サービス「Mechanical Turk」――いつ,どんな仕事で,いくら稼ぐ?:ITpro](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)