国内ドライヤー出荷 580 万台のうち、7 割を占めるという「イオン発生機能付き」のドライヤー。ところがその性能の実証実験、東京都の調査によると、 ある商品は、冷風モードで 20 〜 30 分かけ続けた時のデータを表示。1 回 5 〜 7 分、冬は温風モードを使うのが一般的な使い方とされており、実態に即していなかった。また、3 社の商品は被験者が 1 人だけで、個人差の検証をしていなかった。イオン発生機能がない商品との比較をしていないケースも 2 社であり、ドライヤーの使用前後のデータだけで頭皮の脂の低減効果を強調するなどしていた。