You are here: Home / 出版のテクノロジー / Data Format / EBook2 Magazine (Vol.2, No.1, 9/22) +Review 「電子書籍の世界規格上陸、国内出版界は正念場」という新聞の見出しで驚いたのだが、EPUBは日本の市場のニーズを反映すべく、日本のメンバーによって策定されたもので、外国勢力の日本攻略の武器として「上陸」するものではないし、ましてそれによって出版界が正念場を迎えるようなものではない。それに、EPUB 3は5月23日の「提案仕様」で事実上確定しており、ツールやアプリの開発者はすでにそれを前提に開発を進めている。いい加減に大時代な表現は止めて欲しいものだ。 出版社にとってのEPUB 3の10の効用 (よい)標準は、たえず修正され、進化する。採択された途端に、改訂の作業はスタートすると言ってよい。HTMLなど、ベースとす