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ブックマーク / pc.watch.impress.co.jp (58)

  • 京大と日本IBM、大規模交通社会シミュレーションシステムを開発

    6月10日 発表 京都大学と日アイ・ビー・エム株式会社(日IBM)は10日、大規模マルチエージェント交通シミュレーションシステムを共同開発したと発表した。 マルチエージェントシミュレーションシステムとは、コンピュータ上に仮想的な人間社会を構築し、現実社会をシミュレーションするシステム。100万人都市の交通渋滞をシミュレーションする場合、人間と同数のエージェントを置いた仮想世界を作り現実の人間社会をシミュレートするため、従来の統計データを元にしたマクロシミュレーションとは異なり、広域をカバーしたミクロシミュレーションが可能となる。 従来は大規模並列コンピュータを用いなければ計算できなかったが、コンピューティングパワーが増したことで実現が可能となった。 この手法を活用することで、交通渋滞のシミュレーションといった課題だけでなく、高齢者が増加した社会における道路状況のシミュレーションといった

  • Googleの“ダイナミックオークション”は電波革命を起こすか? - 後藤貴子の米国ハイテク事情

    Googleが狙っているのは、“電波革命”だろうか。同社が米政府に提案している“ダイナミックオークション”が、電波は政府が管理して割り当てるものという常識を崩し、ワイヤレス市場に新しい体制をもたらす可能性がある。 ダイナミックオークションは、一定の帯域内で、電波が空いている時間や場所をデバイスが動的(ダイナミック)に検知できるようにし、さまざまな通信業者がリアルタイムにオークションで帯域を購入できるようにするプランだ。Googleは、DTVチャンネル間に空けることになっている帯域や、ある時ある場所でライセンシー(免許業者)が使っていない帯域で、免許を持たない業者が、ライセンシーからオンデマンドで帯域を競り買いできるようにしようと提案している。 ダイナミックオークションが実現すると、大手キャリア以外の業者が使える広い帯域が出現し、小規模でも、優れた技術と優れたビジネスモデルを持っている者が成

  • 西川和久の不定期コラム Windows Vistaを好きになれない理由

    前回、Windows Vista RTMファーストインプレッションの記事を掲載した。文末に(つづく)とあったのは、実は音で書き出すと趣旨から外れてしまう内容になるため、抑えながら書いていたのだ。 今回はその抑えてた部分を一気に書く。市場としてはこれから盛り上がると言うのに、水を差すのは申しわけないと思うが、筆者一個人の意見として読んで頂ければと思う。 Text by Kazuhisa Nishikawa 前回、いまどきのマシンとして使ったのは、エプソンダイレクトの「Endeavor Pro4000」。確かにWindows Vistaは快適に使えたものの、CPU:Core 2 Duo E6600(2.40GHz) 、HDD:400GB/SATA II/7,200rpm、メモリ:2GB(1GB×2) PC2-5300 デュアルチャネル DDR2 SDRAM 、ビデオ:ATI Radeon X

  • 【開発者特別レポート】紙のようにファイルを取り扱うソフト「PilePaperFile」

    独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する「未踏ソフトウェア創造事業」は、個人又は数名のグループを対象として、独創的なソフトウェア技術や事業アイディアを公募し、その開発を支援する制度だ。 その2007年第I期で採択された案件の1つが美崎薫氏の「PilePaperFile」である。美崎氏は、BTORNや超漢字、ユビキタス環境をテーマにした書籍の執筆でも知られている。 採択理由は、「重ねた紙,綴じた紙、広げた紙をモチーフとした統合デスクトップ環境の提案である。開発者はこれまでにも極めて多数のラスタデータを閲覧する環境を提案してきたが、今回の提案は紙のパラパラ感、書店の平積み台の一覧感をデスクトップ上にいかに表現し、操作できるようにするかがチャレンジとなる。特に操作に関してはジェスチャの利用を考えているようだが、その再考を条件に採択とする」とされている。 今回は美崎氏人に「PilePa

  • 2008 International CES【DisplayPortカンファレンス編】 -DisplayPortのHDMIに対する優位性を解説

    会場:Las Vegas Convention Center Sands Expo and Convention Center/The Venetian 会期:1月7日~10日 PCディスプレイの規格策定を行なう団体であるVESAは、CES会場内で次期ディスプレイ端子「DisplayPort」に関するカンファレンスを開催した。 最初にHewlett-PackardのBob Myers氏が、DisplayPortを取り巻く現状について説明した。2008年1月現在、VESAには178の企業が参加しており、過去4年間、毎年20%以上増加しているという。 DisplayPortについては、ほとんどすべての大手GPUCPU、ディスプレイ、PCメーカーが対応を表明。日ではすでにデルが2007年12月にDisplayPort対応の30型ディスプレイを先駆けて発売しているが、米国ではCESに合わせて発

  • 【NTTドコモ編】高機能と低コストが要求される携帯端末用プロセッサ

    会期:5月21日~23日(現地時間) 会場:米カリフォルニア州サンノゼ DoubleTree Hotel Microprocessor Forumの2日目の最初の基調講演は、日NTTドコモが行なった。こうした技術カンファレンスには、大きく2種類のスピーチがある。 1つは、初日のIntelのように、自社の製品や技術について話すものと、もう1つは、市場や自社のビジネス、製品について話を行ない、カンファレンスの対象となる企業や業界などに対して要望や参入を促すものである。NTTドコモのスピーチは、後者に属し、NTTドコモがプロセッサを開発して発表したわけではない。 スピーチを行なったのは、DoCoMo Communications Laboratories USAのPresident and CEOの三木英輔氏である。講演のタイトルは「Cell Phone Technology for Sup

  • 【IDF 2007基調講演レポート】ジャスティン・ラトナー氏基調講演

    会期:4月17日~18日(中国時間) 会場:Beijing International Convention Center IDF Spring 2007が開催された。初日の基調講演では、CTO(Chief Technology Officer)でIntel上級フェローのジャスティン・ラトナー氏(Justin R.Rattner)が登場した。ここ何回かのIDFでは、ラトナー氏が最初のスピーチに登場し、オッテリーニ氏などの経営陣が前面に出ることはなくなった。 ラトナー氏は、まずは、中国企業などとの協業について紹介したあと、中国に作った工場(Fab)の話をした。この工場には、Fab 68という番号が付けられている。これまでのIntelのやり方では、Fabには計画した順番に番号が振られているが、今回は違っている。それは、6と8が中国では縁起のいい数字だからだという。「6」は「安全な航海」、「順調

  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

    ■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ Core 2 Extreme+NVIDIA SLIで攻めるIntelのモバイルCPU ●動作周波数がゆるやかな向上へ向かうモバイルCPU Intelの今年(2007年)から来年(2008年)頭にかけてのモバイルCPUのロードマップは、非常に穏当だ。デュアルコア化とCore Microarchitecture(Core MA)化を着実に進め、新プラットフォーム「Santa Rosa(サンタローザ)」への移行も進める。ただし、1点だけラディカルな変化がある。それは、ハイエンド向けの「Core 2 Extreme」プロセッサの投入で、このCPUでは、Intelは異例なことにNVIDIA SLIとの組み合わせも推進する。つまり、Intelで固めたプラットフォームに固執せず、ゲーム市場向けにハイパフォーマンスプラットフォームを投入しようとしている。 モバイルC

    anaking
    anaking 2007/02/08
  • 5GT/secの「PCI Express 2.0」正式版仕様が決定

    1月15日(米国時間) 発表 PCI-SIGは15日(米国時間)、PCI Expressの次期規格となる「PCI Express 2.0」仕様の正式版をメンバー各社に公開した。2006年10月に公開された「revision 0.9」の60日間評価を終え、メンバー各社が最終仕様を決定した。 PCI Express 2.0では、現行のPCI Express 1.1と互換性を持ち、帯域を1.1の2倍となる5GT/secに拡張。16レーンでは16GB/secのデータ転送速度となる。また、いくつかのプロトコルレイヤーを追加。動的なリンク速度操作や、リンク帯域をデバイスドライバやOSに通知する機能を実装し、消費電力の高いデバイスのため電力制限を再定義した。 当初は2005年後半の仕様策定を予定し、2007年初頭の製品リリースを見込んでいた。仕様策定が2007年までずれ込んだことで、PCI Expres

  • AMD、2008年までのロードマップを公開

    12月14日(現地時間) 開催 米AMDは14日(現地時間)、アナリスト向けウェブキャスト「2006 Analyst Day」を開催し、2008年までのロードマップなど、今後の方針を紹介した。2006 Analyst Dayのページでは、各プレゼンテーションがPDFで公開されている。 ロードマップは2008年までのデスクトップ、モバイル、サーバーの各プラットフォームを紹介。 デスクトップでは、2007年半ばに共有L3キャッシュを搭載した、HyperTransport (HT) 3.0対応のデュアル/クアッドコアCPUを投入し、同時期にチップセット側もHT 3.0、PCI Express Gen 2に移行するという。メモリは2008年半ばまでDDR2を継続し、それ以降にDDR2/3が共存する。CPUのTDPは35Wから125Wと非常に幅広い。また、2008年にはチップセット内蔵ビデオ機能をD

  • マイクロソフト、Vistaの数々の新機能を総括

    11月21日 実施 Windows Vistaの開発が終了し、一般販売まで2カ月あまりとなり、マイクロソフトによるWindows Vista露出の機会が増えてきた。実際、21日に行なわれたVistaの新施策に関する発表会でも、3時間近い時間を取ってVistaの新機能についての統括的な説明が行なわれた。 大部分はこれまでのイベントや発表会でも紹介されてきたものだが、おさらいと予習の意味でここに紹介する。なお、一部の機能は、下位のエディションでは省かれている。エディションごとの機能の違いは、最後の表を参照して欲しい。 ●わかりやすさと性能 Windows Vistaのもっとも特徴的な部分は「Windows Aero」と呼ばれるユーザーインターフェイス(UI)だろう。ウィンドウが透過的になったり、3D表示されたりと、見た目の派手さに目がいくが、Vistaでは、このUIを含め、より直感的でわかりや

  • 元麻布春男の週刊PCホットライン

    ●RobsonはVista専用に 極めて魅力的なバイト単価を持つに至ったNANDフラッシュメモリをキャッシュに利用することで、性能向上と消費電力の削減を図ろうというのが、Robsonテクノロジの基的なアイデアだ。ほぼ同じ時期にMicrosoftも、「ReadyDrive」や「ReadyBoost」といった、NANDフラッシュメモリをキャッシュに使うアイデアを持っていた。 Robsonテクノロジが専用のコントローラとNANDフラッシュメモリを1枚のMiniCardにしてPCI Expressバスに接続するのに対し、ReadyDriveはHDD上にNANDフラッシュメモリを実装し、コントローラはHDDのATAコントローラを利用する。ReadyBoostは、メインメモリがいっぱいになり、仮想記憶(HDD)を利用する際に、もしSDメモリーカードやUSBメモリのようなデバイスがシステムにインストー

  • エレコム、3次元空間の操作が可能なレーザーマウス

    エレコム株式会社は、3Dの操作が可能なレーザーマウス「M-3D1UR」シリーズを開発し、11月下旬より出荷開始する。販売予定価格は16,000円で、店頭予想価格は12,800円前後となる見込み。対応OSはWindows XP。 通常のマウスの基機能に加えて、米Sandio Technologyが開発した3D操作技術を搭載したマウス。指で操作可能なジョイスティックを体左側面、右側面、上面に1ずつ装備し、3Dの操作を可能にした。マウス操作だけで3Dのカメラ移動、またはオブジェクト移動が可能で、同社は国内初の3Dマウスとしている。 ジョイスティックの操作による3D動作はソフト側が対応している必要があり、自由に定義可能だが、一例としてX/Y/Z軸の傾き(カメラ/オブジェクトの上下左右移動)、およびPitch/Yaw/Roll軸旋回(カメラ/オブジェクトの回転)が割り当てられている。 また、ジ

  • 東芝、論理アドレスアクセス方式のNANDフラッシュ

    8月2日 発表 株式会社東芝は2日、論理アドレス方式を採用したNANDフラッシュメモリ「LBA-NAND」を開発したと発表した。製品ラインナップは2/4/8GB。8月からサンプル出荷を開始する。 従来のNANDフラッシュメモリは、物理アドレス方式を採用しているため、世代交代などで仕様が変わると、機器のホストコントローラやドライバを変更する必要があった。 これに対し、LBA-NANDは、コントローラとメモリチップを積層。論理アドレス方式にすることで、ブロック管理、ECC処理、ウェアレベリングなどをメモリ側で実行でき、ホストコントローラやドライバ開発の負荷を軽減できる。 携帯型オーディオプレーヤーなどをターゲットに、月100万個の販売を目指す。 □東芝のホームページ http://www.toshiba.co.jp/ □ニュースリリース http://www.toshiba.co.jp/abo

  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

    ■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ 「Core Microarchitecture」の速さの秘密は“CISCの美” ●じつは大きなアーキテクチャ革新であるCore MA Intelは、いよいよ新CPUマイクロアーキテクチャ「Core Microarchitecture(Core MA)」をベースにした新世代CPU群を発表し始めた。サーバー向けの「Xeon 51xx(Woodcrest:ウッドクレスト)」に続き、デスクトップ向けの「Core 2(Conroe:コンロー)」、モバイル向けの「Core 2(Merom:メロン)」が今後数カ月で相次いで登場する。IntelはCore MAのパフォーマンス/消費電力に強い自信を持っており、これで近年の落ち込みを一気に回復するつもりだ。 パフォーマンス/消費電力では強力なアドバンテージがあるCore MA。しかし、その秘密の源は、あまり理解されてい

  • サイズ、5/12Vを最大3A供給できる「PoweredUSB」対応製品

    サイズ、5/12Vを最大3A供給できる「PoweredUSB」対応製品 ~自作市場初登場、ファンコントローラなど3製品 6月7日 発売 株式会社サイズは、最大6Aの電流が出力可能な「PoweredUSB」対応の多機能ファンコントローラ「Power Watch」などを7日より発売する。 PoweredUSBはIBMが開発した技術で、既存のUSB 2.0にピンを追加し、5V、12Vまたは24Vの電圧を、それぞれ最大6Aまで出力できるようにした規格。現在IBMがこのライセンスを所持しており、HP、NCR、CyberDataと富士通がライセンスを受けている。また、コネクタはFCIとFoxconnが製造している。 USB 2.0規格は電圧が5Vで、電流は0.5Aまでだった。PoweredUSB対応製品の登場により、電力消費が多いデバイスにも対応できるようになった。現在対応するデバイスはないが、今後の

  • 笠原一輝のユビキタス情報局

    Sapphire Technologiesが搭載したHDMI出力搭載GPU。HDMI出力の他、Sビデオ出力、アナログRGB出力(15ピン)が用意されている。搭載GPUはATIのRadeon X1600 Pro。4月には出荷の見通しであるという CeBITの会場において、Sapphire TechnologiesがHDMI出力を搭載したビデオカードを展示した。すでに日PCベンダの中にはHDMI出力を搭載したデスクトップPCを出荷しているベンダが何社かあるが、単品のビデオカードとして展示されたのは今回が初めてだ。 すでに、GPUベンダのATI Technologies、NVIDIAの両者は、同社のOEMとなるボードベンダに対してリファレンスデザインを渡しており、今後そうした製品がPCパーツとして流通する可能性が高い。それが実現すると、エンドユーザーレベルでPCにHDMI出力を搭載させるとい

  • 元麻布春男の週刊PCホットライン 期待の無線通信規格UWBの迷走

    ●争いの場はIEEEから市場へ 2003年から3年余に渡り行なわれていた、IEEE 802.15.3aタスクグループにおけるUWB物理層の標準化が、プロジェクト認可要求(PAR: Project Authorization Request)の取り下げという形で頓挫した。 1月にハワイのワイコロアで開かれたIEEEの会合で、PARの取り下げと、802.15.3aプロジェクトの解散勧告の申請が承認されたことで、IEEEにおけるUWB標準化活動は終焉を迎えた。 '90年代の後半から注目されてきたUWBは、その名前(Ultra Wide Band)の通り、幅広い周波数帯の微弱電波を利用して、短距離だが広帯域のデータ通信を行なおうというもの。当初は23種類ほどあったといわれる物理層の技術方式が、IEEEでの標準化をめぐる作業によって2つの方式に収斂した。1つはIntelやTIが中心となったWiMed

    anaking
    anaking 2006/01/30
    [UWB]
  • 2006 International CESレポートリンク集

    会場:Las Vegas Convention Centerなど 会期:1月5日~8日(現地時間) (最終更新 1月13日) 【 1月13日】 ●PC 【番外編】会場で見かけたあんなもの、こんなもの ~昔懐かしCommodoreが復活 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0113/ces15.htm 【 1月12日】 ●PC 【ユニーク製品&ロボット編】 星の名前を教えてくれる携帯型プラネタリウム ~お掃除ロボット、LEGOマインドストームの新製品 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0112/ces14.htm ●AV 【小寺】【CES番外編】会場で見つけた新デザインと新技術 ~ 今年から来年へのトレンドを探る ~ http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/2006

    anaking
    anaking 2006/01/16
  • Macworld Conference&Expo San Francisco 2006レポートリンク集

    会場:San Francisco The Moscone Center (モスコーニセンター) 会期:1月10日~13日(現地時間) (最終更新 1月13日) 【1月13日】 Mac対応ワイヤレスキーボード、カラフルなiMac用シリコンカバーなど http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0113/mw06.htm 【1月12日】 MicrosoftMacへのコミットメントを最低でも5年間継続する ~次期Mac向けOfficeはユニバーサル・バイナリ化 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0112/mw05.htm Intel Core Duo搭載Mac、ファーストインプレッション ~必ずしもすべてが上位仕様ではないMacBook Pro http://pc.watch.impress.co.jp/docs