昨年後半から今年にかけて、AV業界でもっとも大きな話題と言えば、すでに終結した次世代フォーマット戦争と、もうひとつはHDMI 1.3対応によるHDオーディオ(高品質ロスレスサラウンドオーディオ)対応機器の話題だった。 HDオーディオ対応のAVアンプが多数登場するとともに、BDレコーダ、プレーヤはHDMI 1.3から導入されたHDオーディオ対応が当たり前になってきている。薄型テレビやホームプロジェクタなども、現在はそのほとんどがHDMI 1.3対応。 しかし、HDMI 1.3対応が進むにつれて、接続性の問題も出てくるようになってきた。うまく映像が出ないといったケースがあるのだ。なぜ繋がらないのか? バージョン違いが問題なのか? それとも相性やケーブルの問題なのか? 原因を探るうちに、徐々に見えてきたことがある。 ■ HDMI 1.3未対応のリピータが存在する場合、映像が出なくなる場合が
会場:Las Vegas Convention Center Sands Expo and Convention Center/The Venetian 会期:1月7日~10日 PCディスプレイの規格策定を行なう団体であるVESAは、CES会場内で次期ディスプレイ端子「DisplayPort」に関するカンファレンスを開催した。 最初にHewlett-PackardのBob Myers氏が、DisplayPortを取り巻く現状について説明した。2008年1月現在、VESAには178の企業が参加しており、過去4年間、毎年20%以上増加しているという。 DisplayPortについては、ほとんどすべての大手GPU、CPU、ディスプレイ、PCメーカーが対応を表明。日本ではすでにデルが2007年12月にDisplayPort対応の30型ディスプレイを先駆けて発売しているが、米国ではCESに合わせて発
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