インドネシア・アチェ州バンダアチェで執行された公開むち打ち刑。シャリア(イスラム法)に反し人目に付く場所で「接近」していた男女2人に対し執行された(2023年6月7日撮影、資料写真)。(c)CHAIDEER MAHYUDDIN / AFP 【8月10日 AFP】インドネシアで唯一、シャリア(イスラム法)が施行されているアチェ(Aceh)州で先週、家族や婚姻関係にない男女が公共の場などで同席することを禁じる通達が出された。州当局が10日、明らかにした。 通達は、公共の場、静かな場所、車内で、家族や婚姻関係にない男女が同席しないよう求めている。 今回の措置は、2045年のインドネシア独立100年までに、「イスラムの価値観を日常生活において忠実に守る世代を形成する」という目標を達成するための一環だと、州政府の報道官はAFPに述べた。 違反した場合の罰則については現時点では明らかにされていない。
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