きのうのエントリーのブックマークに次のようなコメントがあった。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20080303/p1 「人命の軽視ということを結果せざるをえないはずだ」戦争は「人命」という概念を殺すものではなく、身体を持つ「敵」を殺すもんだから違うと思う。「敵」の定義がおかしいというのは往々にしてある事だけど。 これは大事な点だと思うので、少し考えを書いておきたい。 「敵・味方」ということと、「人命」ということとどちらを根本的な水準と考えるかということである。 たしかに、敵・味方に関係なく人命を奪うことを目的に掲げている軍隊などないだろう。だが、人を殺傷する戦闘行為において「敵・味方」という区別をしている時点で、すでにこの組織にとって「人命」というものは軽視されていると、ぼくは考えるのである。 ところで、こ