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2016年12月12日のブックマーク (2件)

  • 『この世界の片隅に』の原作とアニメの距離――もしくは戦争についての創作はどう描くのが「成功」なのか - 紙屋研究所

    書いていたら長くなった。 先に要旨をまとめておく。 マンガ『この世界の片隅に』は前半が戦前・戦時の日常の描写、後半が主人公の心象であり「記憶」と「想像力」をめぐる物語である。他方、アニメ「この世界の片隅に」は、戦前・戦時の日常をそのまま再現・保存することにしぼられた作品であり、原作のもつ後半部分は後景に退いている。両者は別々の作品(別個の価値をもつ作品)である。 戦争小説戦争をめぐる創作(マンガ・アニメ・映画・ドラマ・演劇…)は手法と題材を選ぶことで、何かを強調し、何かを切り捨てるので、どんな作品であっても批判は呼び起こされる。多様な書き手が多様に描くことでしかこのジレンマは解決されないのではないか。 以下は、映画・原作のネタバレが含まれている。 「暗い」「つらいから読みたくない」と「楽しくて何度も読み返したくなる」 「女性のひろば」という雑誌(共産党発行)の2017年1月号に「『この世

    『この世界の片隅に』の原作とアニメの距離――もしくは戦争についての創作はどう描くのが「成功」なのか - 紙屋研究所
    andalusia
    andalusia 2016/12/12
    このエントリ自体はとてもよいと思うが、以前「風立ちぬ」を「重慶爆撃に加担したことへの反省が見えない」と批判していたこととの平仄はどう合わせるのか聞きたい。 http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20130818/1376755046
  • 「『1人あたり』は最低」ではない日本経済の伸びしろ - Think outside the box

    「『1人当たり』で比較すると日経済は最低」という挑発的な記事ですが、データ解釈に疑問があります。*1 toyokeizai.net デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論 作者: デービッドアトキンソン,David Atkinson出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2016/12/09メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見る 世界銀行の高所得(high income)国・地域のデータに基づいて検証します。日は赤、他のG7諸国は黄緑で表示します。 1人あたりGDPは先進国最下位(世界第27位) 1人当たりGNI(Atlas method)を比較すると、「先進国」の範囲によりますが最下位とは言えません。 1人あたり輸出額は世界第44位 ルクセンブルク等が突出しているので、5位のスイスから表示します。 G7で日の次に少ないのはアメリカですが、両国に共通するのは輸

    「『1人あたり』は最低」ではない日本経済の伸びしろ - Think outside the box
    andalusia
    andalusia 2016/12/12
    これはこれで結論ありきの誘導に見えるなあ。株主重視というなら、ROEとか配当性向とかが他国より高いという数字が出ているなら納得もいくのだが。 / 個人的には労使ともに安定志向すぎるのが原因な気がする。