保護者に変わって子どもを叱る叱責代行サービス「ベビー叱咤」が人気を集めている。 ベビー叱咤は、保育サービスのチャイルドプレイ社が18年から始めた。 子どもが悪いことをするなどして怒りがこみ上げたときに電話やネットで申し込むと、同社の叱責スタッフが1時間以内に自宅に訪問。保護者に変わって子どもを叱ってくれる。スタッフは教職経験者や元ナマハゲなど子どもの心理を扱うことに長けたプロが担当するため、子どもに反省を促しつつトラウマを残さないという。 サービス開始以降、口コミで評判が広がり、これまでの申し込み件数は延べ7千件を超えた。毎月10%前後のペース増えているという。 「茶碗にご飯が1粒残っていただけで『産まなきゃよかった』と叱る親や、息子が強盗を犯したのに3時のおやつ抜き程度で許してしまう親など、怒り方の加減が分からない人が増えています」と担当者は話す。近ごろは子どもとの関係悪化を恐れて、自分