前回は「アイデアのつくり方」について書きました。今回はそれをもう少しすすめてみたいと思います。 作家やライターを志望していて「書くネタがない」と言うひとがいます。自分は普通の人間で、特別な人と会うこともないし、派手な出来事とかも身の回りに起こらないから、とくに書くに値する出来事の持ち合わせがない、だから書かないのだというのです。お笑い芸人を志望していてこういうことを言っている人もたぶんいるでしょう。 ■「ネタ切れ」しない人たち 『ほぼ日刊イトイ新聞』(関連サイト)を主催している糸井重里さん( @itoi_shigesato )は、『今日のダーリン』というコラムを毎日書き続けています。『ほぼ日』は1998年に創刊しているので、これまでに5000本以上を書いた計算です。数もすごいのですが、いつも面白いのがさらにすごいです。もちろん糸井さんは、これだけでなく、日々ほかにもたくさん原稿を書いている
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