上尾に開設 20日間で6匹引き取り 県南部を中心に猫の保護活動を続ける団体が今月、元野良猫や保健所などから引き取った猫たちを紹介する「保護猫カフェ」を、上尾市内にあるシェルター(保護施設)内にオープンさせた。評判は上々で、オープン以来20日間で、すでに6匹に飼い主が決まったという。団体は「お店の猫カフェのように至れり尽くせりではないが、ありのままの猫たちの姿を見てもらい、新しい飼い主が見つかれば」と期待を寄せている。 「カフェ」は、シェルター2階にある住居部分約10畳ほどのリビングルームに開設。さいたま市大宮区内の商店街に住み着いていた元野良猫の「黒次郎」、風邪で視力を失った「めんめ」、殺処分される寸前だったという三毛猫「みっちゃん」など、生後数か月から10歳くらいの雑種の成猫15匹がいる。ひざに乗って甘えたり、熟睡したり、猫じゃらしと格闘したりと、いずれも猫らしく振る舞っている。 保護