あなたがカレンダー系スプレッドを保有していて決済する場合には、ポジションの反対売買と、プットコールパリティによる損益の固定の2つの選択肢があります。 しかし、日経225には、3月末と9月末に権利落ちと呼ばれる価格の下落があります。 この権利落ちを考慮していないと、あたかも有利に見えるポジションだったり、全く利益の見込みがないポジションのように見えてしまうため注意が必要です。 年に2回しかない権利落ちを忘れないように、この記事できちんと理解して役立てるようにしましょう。 権利落ちとは 権利落ちとは、日経225採用銘柄の1つ1つについて、配当後に価格下落することを言います。 225銘柄の配当日が分散されていれば影響は少ないのですが、年度末である3月末と、中間決済である9月末に配当を実施する企業が多いため、特に目立って権利落ちが発生することで知られています。 その権利落ちの額は、決まってはいませ